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Vol.67福島県理容生活衛生同業組合郡山支部青年部

ページID:0003784 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

福島県理容生活衛生同業組合郡山支部青年部の皆さん
「理容業は地域に根付いた職業で、さらなる地域貢献をすることも私たちの社会的責任です」と語る、同支部青年部代表の柳沼公貴さん。今後の活動内容などについてお話を伺いました。

活動のきっかけは?

私たちは、技術向上や会員相互の情報共有を図ることを目的に、昭和58年に発足しました。講習会開催などが主な活動でしたが、若手会員から、「理容業は地域に密着した仕事なので、地域に貢献できる活動をしたい」との声があり、平成18年から清掃活動を続けています。

現在の活動は?

現在は会員14人で、清掃活動のほか老人ホームなどでの散髪、高校生対象の体験教室、街頭での献血呼び掛けなど、幅広く活動しています。

これまで130回を超えた清掃活動は、郡山駅前や開成山公園のほか、地域の公園や道路などでも行っています。顔見知りになった地域の方から「いつもありがとう」と声を掛けていただくほか、一緒に手伝ってもらうこともあり、地域との結びつきを感じています。

活動して良かったことは?

老人ホームで散髪する時、数人の理容師で1日に約70人の方々へサービスすることもあります。多くの方を短時間でカットするのは大変ですが、楽しみに待ってくれる方もいて、髪を切りながら笑顔になる姿を見ると、うれしくなります。

最近は理容師を目指す人が減っており、後継者不足が課題です。そこで、高校生向けの体験教室を行っています。お客さんと接する面白さや、技術の蓄積、オリジナルカットの開発で仕事の幅が広がることなどを伝えています。実際に、理容師になった受講者もいて、これからも続けたいですね。

今後は?

清掃活動を続ける中、年々まちにゴミが少なくなっていると感じます。地域の皆さんの環境意識が高まっているからだと思います。

そこで私たちももっと何かできないかと考え、ヘアカラーで出るゴミのリサイクルを始め、「ヘアカラーチューブ基金」を作りました。チューブのアルミの部分を集め、環境向上に取り組む団体などに寄付したいと考えています。賛同してくれる同業者が増えればうれしいですね。今後も積極的に活動を続けて、地域に貢献していきたいです。

(内容は広報こおりやま2020年3月号掲載当時のもの)

問い合わせ

同代表 946-1849