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Vol.69 NPO法人みんなのあそび塾にょきにょき
自然に触れる外遊び体験や各世代が交流する事業などを実施する「NPO法人みんなのあそび塾にょきにょき」。活動のきっかけや今後の予定などについて、理事長の近野浩美さんにお話を伺いました。
活動のきっかけは？
子育て真っ最中の頃、地域の方などの支えに助けられたので、いつか恩返しをしたいという思いがありました。東日本大震災後、家に閉じこもり、ストレスを抱える親子の姿に胸を痛めていた中、NPO法人立ち上げの勉強会で、同じ思いで参加していた仲間と出会い、平成25年に法人を設立しました。
多くの人が集い、学び合い、新たな萌ほう芽がが生まれる場となることを願い、「みんなのあそび塾にょきにょき」と名付けました。現在12人で活動しています。
どのような活動ですか？
子育てで悩む親は多いですが、事業などを通じて、「焦ったり頑張り過ぎなくて大丈夫」と伝えたい。子どもたちには体験する楽しさやワクワクを感じてほしい。そんなきっかけとなる活動を心がけています。
インターネットで何でも調べられる時代ですが、自分の目で本物を見る、体験することは、新しい学びにつながります。自然の中で遊んで、体験して学ぶ「畑のがっこう」では、種蒔き、観察、収穫、調理までを全部体験します。
子どもたちには、楽しさはもちろん、思い通りにならなかったり、あきらめそうになったりする、その一つひとつの気持ちや経験を大切にしてもらいたいですね。
また、他県の劇団や団体と協力して人形劇の無料公演を行うほか、市の子育て支援事業「移動サロン」として、離乳食教室や親子クッキング、ベビーマッサージ、わらべうたを地域公民館などで開催しています。
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活動して良かったことは？
子どもたちから「また参加したい」という声や、親子で参加したお父さんから「一緒に体験できたので、家に帰った後も思い出が共有できてうれしかった」などの反応が聞けると、開催して良かったと思いますね。
今後は？
子育て支援団体と連携したイベントの開催のほか、大豆を土に蒔くことから始める「味噌作り体験」などを企画中です。
これまでの活動の様子なども掲載していますので、是非、facebookをチェックしてください。
（内容は広報こおりやま2020年5月号掲載当時のもの）
問い合わせ
同団体電話 090-1398-8760
