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Vol.77 郡山ボランティアアドバイザーの会
ボランティア活動をしている個人・団体に対し、活動の相談・助言や情報提供を行う「郡山ボランティアアドバイザーの会」。会長の岩崎智芳さんにお話を伺いました。
活動のきっかけは？
地域社会に貢献したいとの思いから、ボランティア活動に参加していました。そんな中、郡山市社会福祉協議会が、ボランティア活動初心者や活動中の方への相談助言などを行うアドバイザー養成講座を開催することを知り、受講しました。
ボランティア活動に参加経験のある人だからこそ、できるアドバイスがあることを学び、一緒に受講していた仲間とともに、平成17年から活動を始めました。現在は18人で活動を続けています。
どのような活動ですか？
月に1度、ボランティア初心者や活動に悩む方の相談を受け付けています。会員それぞれが得意とする分野ごとのアドバイスができるよう、複数人で対応しています。
昨年は、新しい生活様式を取り入れたボランティア活動の実施についての相談が多く寄せられ、会員で知恵を出し合い対応しました。
また、ボランティア団体同士の交流会の実施や、傾聴などの技術・最新の社会情勢を学ぶための研修会なども開催しています。
さらに、東日本台風などの災害時には、ボランティアの経験者として、避難所での聞き取りを行う際に同行するなど、被災者に寄り添い、引っ越し支援などにも協力しています。
外部講師を招き、知識や技術を学ぶ研修会を開催
コロナウイルス感染症対策をしながら相談に対応
活動して良かったことは？
アドバイスをした団体の活動が、円滑に進む様子を聞くとうれしいですね。ボランティア団体の多くは、地域をより良くしたいという思いで活動をしています。皆さんがスムーズに活動できるように、縁の下から支えたいですね。
今後は？
社会的な課題を行政や企業任せでなく、ボランティア活動などで、市民自らが解決することが、これからの時代では必要だと考えています。ボランティアの輪を広げるために、私たちの持つノウハウを提供していきたいですね。
会員は高齢者が多いので、若い世代の方にも活動に参加してほしいと思っています。あなたの知識や経験を役立ててみませんか。
（内容は広報こおりやま2021年2月号掲載当時のもの）
問い合わせ
ボランティアセンター 電話番号：024-924-2968
