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Vol.39 江花 亮央さん

ページID:0004115 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

地元出身の醸造家第一号の江花さんの画像
地元出身の醸造家第一号の江花さん

「ふくしま逢瀬ワイナリー」で栽培・醸造を担当する江花 亮央(えばな あきひろ)さん。ワイン作りへの思いや目標、夢などを伺いました。

インタビュー「郡山とワインが好きになる、出逢うきっかけを作りたい」

逢瀬ワイナリー

美しい自然に囲まれた逢瀬ワイナリー

ワイン用ブドウ実証圃場

郡山の風土に合うワイン用ブドウを日々研究

ワイン用ぶどうの生育状況を確認
ぶどうの生育状況をチェック

郡山で育ち、大学卒業後は県内の報道機関へ就職、制作部門で忙しくも充実した時間を送る中、「地元出身で醸造家を目指す指す若手を探している」との話を耳にしました。

父がすし職人という環境もあって、昔から食への関心が高く、日本酒やワイン、クラフトビールなどのお酒も好きで、醸造にも興味がありました。職場の上司の後押しもあり、より好きな世界へ思い切って飛び込み、一昨年から地元出身の醸造家第一号として働いています。

ワインは全工程を通じて基本火入れをしない、いわば生モノ。ワインの世界では「初めに良質な果実あり」と言われます。ネタの良し悪しがワインの出来を左右するということです。農家さんが手塩にかけて育ててくれた果実の力を最大限発揮させるために、成分分析や適熟期を見極め、収穫したぶどうに合った醸造をすることが重要となります。ワインの醸造家は“果実の料理人”みたいなものですね。

より高いクオリティを目指し、ぶどうの樹や農家の方々とともに成長していけるように、研さんの日々を送っています。
朝晩の寒暖差や土壌など、郡山の風土と農家さんの努力を映すワインを作りたい。市民、特に逢瀬の方が“Vin de Ollage=おらたちのワイン”と誇れる、「これは!」と思わず唸るようなワインを届けられるようになりたいですね。

ワイナリーフェス2019
ワインや食に出逢うイベントなども開催

逢瀬ワイナリーのOPENから今秋で6年を迎えます。行政や事業者との連携をより一層深め、地域に貢献していきたいですね。“逢”瀬の名が示すように、お酒と、そして外と中の人とが出逢い、つながり、新しいことが始まる場所となるように。

ふくしま逢瀬ワイナリー

(広報こおりやま2021年7月号より。内容は当時のもの)