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Vol.95 前林 正一さん 七海 重義さん
熱海地内の県道長沼喜久田線の除草を毎年行い、地域の方々が利用する歩道などの良好な道路環境づくりに取り組んでいる前林正一さんと七海重義さんに活動について伺いました。
活動のきっかけは?
以前から藤田川河川敷などの美化活動に参加していましたが、道路の除草作業など美化活動では対応しきれない所は自主的に行っていました。私たちがそれぞれ地区会長をしていた上伊豆島地区と下伊豆島地区の間で、除草活動をしていた方が高齢となり、二人でやればより効率的にできるのではと話し合い、引き継ぐ形で10年ほど前からは一緒に活動をしています。
どのような活動ですか?
春から秋にかけて熱海地内の県道長沼喜久田線の歩道の除草をしています。天気や草の伸び具合を見ながら、交通量の少ない午前中に行っています。
2キロ以上の歩道の除草や清掃をするので、軽トラックを出し合うなど協力しながら行っています。一人ではつらい作業も二人でなら助け合えるので、活動を継続できています。
▲暑い時期の作業は大変ですが、地域のために手は抜きません
▲美しい歩道は散歩やランニングコースとしても人気です
活動のやりがいは?
伸びた草は景観を損ね、歩きにくくなるだけでなく、ゴミの投げ捨てや見通しの悪さ、治安の悪化の原因にもなります。子どもたちなど歩行者の安心や事故を防ぐことにつながっていることがやりがいですね。
それに、見晴らしの良い一本道なので、きれいになった景色は気持ち良いです。散歩コースなどにも利用されているので、きれいで歩きやすい歩道と感じていてくれたらとてもうれしいです。
また、上伊豆島小学校が廃校になる前は通学路になっていたので、学校からお礼を言われることがありました。地域の役に立っていると感じられ、励みになります。
今後は?
きれいな歩道を維持していきたいので、これからもこの活動は続けていきます。地域に愛着を持つ人が増えれば街がさらによくなると思うので、若い方にもぜひ参加してほしいです。そして、この活動が後世にも引き継いでいけるものになるとうれしいですね。
(内容は「広報こおりやま2022年8月号」掲載当時のもの)
問い合わせ
熱海公民館
電話:984-2679