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Vol.107 新協地水 株式会社

ページID:0081125 更新日:2023年7月21日更新 印刷ページ表示

土・水・再生可能エネルギーへの技術と知見を伝えながら、住みよい地域づくりに取り組む新協地水(株)。 
代表取締役の佐藤正基さんと技術部の阿部睦美さんに、活動への思いを伺いました。

新協地水のみなさん

活動のきっかけは?

弊社は、地質調査や井戸を掘る工事をしています。東日本大震災後、再生可能エネルギーが注目される中、地中熱の活用に取り組んできました。 
3年前、新社屋を建てる時、地中熱を利用した省エネ施設にするだけでなく、普段は目にする機会の少ない設備や技術を、一般の方に見て触れてもらえる場所にしようと決めました。

社屋の外観
リゾート施設のような社屋外観

社内の様子
カフェのような落ち着いた雰囲気の社内(1階)

社内の様子
1階と2階が吹き抜けになっている(2階から撮影)

どのような活動ですか?

建物への見学者を受け入れ、地中熱などの設備や活用方法を紹介しています。この建物は、地中熱を利用した省エネ技術で使用エネルギーを減らす一方、太陽光発電で使うエネルギーをつくり出すことで、消費するエネルギーを正味ゼロにする『ZEB』という基準を達成しています。
私たちは、東北地方の民間企業で最も早くこの基準を達成し、市の次世代エネルギーパークとして認定され、これまで110を超える団体の見学を受け入れてきました。  
また、災害時には避難所としても地域に開放します。年に1度の防災訓練では、敷地内の蓄電池や電気自動車から電源を建物に供給し、停電時でも照明や空調を利用できるように確認しています。​

社内には、消費エネルギーと創り出すエネルギーの量がリアルタイムでグラフ化されるディスプレイが
消費エネルギーと創り出すエネルギーの量がリアルタイムで分かる​社内のディスプレイ

防災訓練
防災訓練では、25人の避難受け入れを想定して物資などを準備​​

活動のやりがいは?

市内の高校から依頼を受けて、ZEBやSDGsの取り組みを積極的に若い世代へ伝えています。
学生は、専門的な話にも、「ZEBを初めて知った。すごい!」と前のめりで聞いてくれて、うれしかったですね。質問もたくさん出て、環境や防災への意識の高さに驚きました。
若い世代へ良い環境の郡山を残していきたいと、励みになっています。

出張講座
​社員のやりがいにもなっている出張講座(郡山東高等学校)​

今後は?

産学官連携を積極的に進め、市内の小・中学校の社会科見学なども受け入れたいですね。
私たちの技術や取り組みが、子どもたちや地域の方の安心や笑顔につながるよう、住みよい地域づくりに貢献していきたいです。​

問い合わせ

新協地水 株式会社<外部リンク>  電話:024-973-6800

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