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Vol.109 桑野小学校

ページID:0088546 更新日:2023年9月22日更新 印刷ページ表示

 総合的な学習の時間を使い、SDGsについて学びを深めようと、企業が実施するプロジェクトに参加し、服や本のリサイクルに取り組んでいる桑野小学校。草野絵里先生に活動への思いを伺いました。

桑野小学校1

活動のきっかけは?

 世界的な規模で取り組んでいるSDGsを、子どもたち自身の生活や社会と結び付けて学ばせたいと考えていました。そこで、取り組みやすいリサイクル関連で、企業が行っているプロジェクトに参加することにしました。2020年から継続して参加しています。

どのような活動ですか?

 (株)ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と取り組む、難民などに集めた服を送る「届けよう、服のチカラ」プロジェクトに6年生が参加しています。校内だけでなく、子どもたちが通うスポーツ少年団や近所の人などにも呼びかけ、昨年は千着近くの服が集まりました。集めた服は、一着ずつ体育館に並べながら丁寧に梱包して送付。それらの服が相手に届くまでの過程も、インターネット上で確認ができ、楽しみながら学ぶことができています。
5年生は、本のリサイクルとして、ブックオフグループホールディングス(株)と日本文化教育推進機構で行っている「学校ブックオフ」プロジェクトに参加しています。各家庭で不要になった本を集め、オンラインで実際に査定。その額を参考に、子どもたち同士で専用の通貨を使って販売体験をすることで、不要とされたものが誰かの役に立つサステナブルな仕組みを学習できました。

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全てのクラスで、プロジェクトへの協力を呼びかけ!

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買う方も売る方もうれしい、本のリユース体験をする5年生

活動のやりがいは?

 SDGsの理解を深められたことはもちろん、教科書で学んできたことを直接体験できて、子どもたちはうれしそうでしたね。プロジェクトを下級生に伝えるためにはどうしたらいいかなど、悩みながらも本気になって取り組んだ経験から学ぶことも多く、その分達成感も大きかったようです。

今後は?

 今年度もこれらのプロジェクトに参加する予定です。「物を大切にする」という基本的なことから得られた経験で、子どもたちの心が豊かに育っていくことを願っています。

問い合わせ

同校  電話:024-923-2875

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