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コラム

ページID:0140355 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

コラム:瀬田しょうこと探してみよう、郡山から始めたいこと

プロフィール

shashin

・郡山生まれ郡山育ちで安女(黎明)卒の経済学博士。

・日本、英国、ニュージーランドの政府・中央銀行で、市場や銀行の政策を作り運営する仕事をしてきています。

・10年以上、海外で生活していて見えてきた「あー、こんなこと郡山からできたら、かっこいいなぁ」をまとめていきます。​


第1回 郡山と日本と英国とニュージーランド

郡山の良いところって沢山あるけど、やっぱ一番は「人」。新しいことに興味あっぱい、面白いと思うことをやってみるのも好きだばい、それに、結構たくましいばい。

郡山の「人」という財産を活かしたい!郡山には、みんな活躍したら、少なくとも今の倍は豊かになれる伸びしろがあります。

たとえ人は多くなくとも、「みんな活躍」すれば同じくらいの価値を作り出せる。人々の平均的な豊かさを表す指標である一人当たり生産額は、東京、英国、ニュージーランドともに約7百万円程度。しかし、同じ価値を作り出すのに、一平方キロメートル当たりにいた人の数は、東京が6千人以上、英国が276人、ニュージーランドはたったの19人です。郡山市には、一平方メートル当たり428人います(実は結構多い!)。一人当たり生産額は約4百万円程度。これは、みんなが活躍したら、少なくとも今の倍は豊かになれることを示しています。

郡山の「人」という財産を活かすために、具体的にどういうことができるのしょうか。

第1回 郡山と日本と英国とニュージーランド [PDFファイル/438KB]

第2回 良いところを見つけて活かす仕組み

「良い」と評価される観点は、多様性のある社会であるほど十人十色。自分の好きなことや得意なことを知って、必要としてる人の「いいねぇ」に繋げていく仕組みがあると、「人」という財産を活かしやすくなります。ニュージーランドでは、子供のうちから、学校や課外活動のために資金集めをします。 これによって、良いところを見つけて活かす行動が、自然と身についていきます。また、大人になってからも、人と職務が繋がっていくジョブ型雇用によって、主体的に自分の良いところを見つけて活かす行動は続いていきます。

第2回 良いところを見つけて活かす仕組み [PDFファイル/222KB]

第3回 入口のある街、郡山

郡山とニュージーランドは、人口の社会的な動きという観点で似ています。郡山のすぐ近くには東京という都会があり、ニュージーランドのすぐ隣には同じ言語を話すオーストラリアという都会があります。どちらも若者が都会に流出します。しかし、ニュージーランドには、若者の流出と同時に、働き盛り人が多く流入してきます。この違いの一因は労働市場の仕組み。

郡山にも、働き盛り人を、柔軟に迎え入れられるよう「入口」をつくりたい!郡山から日本の労働市場の問題を解決したい!「入口のある街、郡山」のためのアイディアを紹介しています。

第3回 入口のある街、郡山 [PDFファイル/859KB]

第4回 郡山のタイムマシンの入口

今回はリクエストにお応えして郡山のことを書きます!ドラえもんのタイムマシンへの入口は、のび太の机の一番上の引出しです。郡山のタイムマシンの入口は、街中の色々なところに隠れています。そして、その入口の在処は、なんと、郡山市図書館に所蔵されている岩代国安積郡郡山町方曲直図絵<外部リンク> に描かれているのです!この古地図を片手に、初級から名人級まで、江戸時代の郡山まで400年以上タイムスリップします。

  • 初級:今もあるもの
  • 中級:水をたどると見つかるもの
  • 上級:一年に一回だけ開くタイムマシンの入口
  • 名人級:「宝暦11年頃でないかと思われる」から広がる世界

第4回 郡山のタイムマシンの入口 [PDFファイル/616KB]

第5回 日本一、社外取締役を見つけやすい街、郡山

郡山市には一位と言えるものが色々あります。これらは郡山のセールスポイントです。今回のコラムでは、このセールスポイントを、更にパワーアップして、「みんな活躍」に繋げて、かつ持続可能なものにしていくためのヒントを考えます。ランキングで一位になること自体が目的ではなく、一位という結果をつくり出すための仕組みをつくることが目的です。また、ランキング一位になって終わりではありません。ランキング一位とは、セールスポイントなので、それをどう活用するのかまで考えていきます。

具体的には「日本一、社外取締役を見つけやすい街、郡山」と「人を育てる街、郡山」をセールスポイントにするためのヒントとして、英国のスクール・ガバナー(学校理事)制度について紹介します。

日本の上場企業の社外取締役ニーズと、就業構造基本調査から見えてくる郡山の雇用者の「もっと働きたい」ニーズ。この両方のニーズを満たすために、郡山から、スクール・ガバナー制度をヒントに、多様な活躍の仕方を模索している人を実践的に育て、社外取締役を必要としている企業のニーズに繋げていきたい。郡山のセールスポイントに「日本一、社外取締役を見つけやすい街、郡山」と「人を育てる郡山」を加えたい。そして、このセールスポイントを活用して、コーポレート・ガバナンスを強化したい企業や多様な活躍の仕方を模索している人が郡山に関心を持って、往来・移転・移住が増えるところまで繋げて行きたい。そのためのアイディアを紹介してます。

第5回 日本一、社外取締役を見つけやすい街、郡山 [PDFファイル/1.05MB]

第6回 牛乳で、車とガソリンを買う

ニュージーランドは、牛乳からブランド力の高い乳製品を作り、それを売って、車とガソリンを買っています。自分の魅力に気づき、それを上手に必要としている人に繋げていけば、牛乳で、車とガソリンが買えるのです。郡山の魅力も再発見して、必要としてる人の「いいねぇ」に繋げていきたい!そのためのヒントとして、ニュージランドの教育を見てみます。すると、なんと郡山の教育は、ずっと昔から人工知能(AI)対応型だったことが見えてきます。あと必要なのは、魅力の見える化です。

第6回 牛乳で、車とガソリンを買う [PDFファイル/860KB]


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