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令和3年度 人権講演会を開催しました。
羽衣国際大学教授にしゃんたさんを講師に迎え、人権講演会を開催しました。
117名の方に参加いただき、人それぞれ違いやそれらをどのように受け入れていくかなど、多文化共生の大切さについて考える機会とすることができました。開催概要については、下記のとおりです。
開催概要
日時
令和3年11月28日(日曜日)午後1時30分から午後3時
場所
郡山市立中央公民館 多目的ホール
テーマ
違いをたのしみ 力にかえる!~みんなが“ちがう”からたのしい。みんなが“ちがう”からはじめよう~
講師
にしゃんたさん(羽衣国際大学教授・タレント・落語家)
プロフィール
スリランカ生まれ。
高校生のときに、父が家を担保に借りた7万円と片道切符を手に留学のため来日。
1年で日本語能力試験1級試験に合格。立命館大学経営学部を学部総代で卒業し、経済学博士号や日本国籍を取得。山口県立大学准教授を経て、現在は羽衣国際大学教授。
タレント活動としては、映画『地球のヘソ』で主演。「初代社会人落語日本一決定戦」準優勝。フジテレビ「ペケポン」などで人気となる。また、「クローズアップ現代」や「世界一受けたい授業等」にも出演。
内容
講演では、多文化共生について、にしゃんたさんご自身の経験や、日本の歴史や文化などからの考察、専門的な視点による共生のあり方などを、軽快なトークでお話いただきました。
参加者からは、
「人それぞれ違いがあり、それらを受け入れ、変化することが我々にとって大切なことだということがよく分かった。」
「人権を考える時にあらゆる人のためなどと思うことが多かったが、持続可能にいろいろな人々と関わるには、共笑、三方が幸せでないといけないということに感銘を受けました。」
「共笑をめがけて生きていくことは、外国人だけでなく、人間そのものに言えることだと思います。」
などの感想があり、共生について深く考える機会とすることができました。
また、今回は郡山東高校のご協力で10名の生徒が参加してくれました。生徒さんからは、
「人それぞれ違いがあり、それらを受け入れるために、変化することが大切。壁を取り払い共笑できるよう日々過ごしていきたい」等の感想をいただきました。
にしゃんたさんのお話から、皆さんそれぞれが多文化共生についてのヒントを得られたのではないかと思います。