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~キラリンさんのご紹介(田中豪さん)~
田中 豪さん
ふりがな |
たなか たけし さん |
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所属団体 |
勤務先 |
名称 |
おしごと百貨店 -女性のための無料職業紹介所- |
役職等 |
マネージャー |
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連絡先 |
024-937-0055 |
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その他 | 名称 |
一般社団法人SFM |
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役職等 |
代表理事 |
誰もが自分らしく活き活きとはたらき、暮らせる社会に
活動内容
・主に子育て中の女性に対しての就労相談・就労支援・職業紹介等
・女性活躍推進の気運醸成も兼ねた女性及び事業者に対しての就労や採用・定着に関するアンケート調査及びその公表
活動に至った経緯・活動をはじめたきっかけ
2011年よりStand for mothersを立ち上げ(法人化は翌年)、当初は東日本大震災の支援活動を展開していました。また同年より、各地域のママたちと協働する子育て支援イベントを全国で開催してきました。
2013年、日本財団とともに「ポストツリープロジェクト」と題して全国のママの「お困りごと」を調査したところ、「働きたいけど働けない」という声がどの地域でも多かったことから、「ママのはたらく」について関連団体と協議会を設立(ママのはたらくインフォメーション:https://mama-hataraku-info.amebaownd.com/<外部リンク> )したりしていましたが、やはり具体的に支援できる「リアルな場所」をつくりたいと考え、「リアルな場所」づくりに向けて奔走し、2016年、日本財団の助成を受け、郡山市・日和田に「暮らしづくりビレッジ」及び同施設内に「おしごと百貨店」を開設、「おしごと百貨店」は2019年には「一本の水路」のブランド認証も受けました。
また、「おしごと百貨店」は2021年より、当初からの目標であった多地域展開に向けて動き出すべく、日和田のオフライン拠点からオンラインベースの拠点・コミュニティづくりに徐々にシフトしていっています。
女性活躍に関するメッセージ
女性が活躍する社会、ひいては老若男女・障がいの有無を問わず、誰もが自分らしく活き活きとはたらき、暮らせる社会が、本来、あたりまえの社会であり、社会としてあるべき姿だと考えています。
僕の両親も共働きでしたが、僕がこうした仕事を始めたと報告した時、当時、僕自身が成人して10年以上経っているにもかかわらず、母親が「私はあなたたち(子どもたち)と向き合える時間が全然つくれなかった」と、後悔の言葉を口にし、良心の呵責に苛まれていることを目の当たりにしました。僕は母親のような思いをしてしまう人を一人でも減らしたいと思い、日々活動しています。また、この活動の根幹は、まさに子どものころ母親からも教えられたであろう「相手を思いやる」ことだと思っています。このことを社会全体として再確認・再認識していくだけで、もっとみんなが暮らしやすくなっていくんじゃないかなとも考えています。
「自分が逆の立場だったらどう思うだろう」とか「自分がやってもらって嬉しいことを他の誰かにもしたいな」とか、普段の生活のちょっとしたところで、相手を思いやる気持ちや、それを表すための行動を意識するだけでも、きっと周りには笑顔が増えると思います。一人一人の力では、社会を動かすような大きなことはなかなかできませんが、「普段の生活の中で、自分の周りに対して、自分の言動から、変えてみる」ことならできそうですよね。できそうと思ってくださった方、今日から一緒に各々でコツコツはじめていきましょう。