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~キラリンさんのご紹介(品竹悦子さん)~
品竹 悦子さん
ふりがな |
しなたけ えつこ さん |
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所属団体 |
活動先(1) |
名称 | NPO法人 語りと方言の会 |
役職等 |
運営委員 |
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連絡先 |
024-961-9630 |
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活動先(2) | 名称 |
開南語りの会 |
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役職等 |
会長 |
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連絡先 | 090-2955-1212 | ||
その他 | 名称 |
こおりやま女性ネットワーク*Hanaの会 |
昔からの伝承が、心の復興に
活動内容
- 郷土に残る昔話、伝説、世間話の採話と再話。
- NPO語りと方言の会や中央公民館事業「はやまっ子」で、子供語り部教室講師として、次世代の語り部を育成。
- 郡山市内外、公民館事業「大人語り部教室」での講師として民話の伝承に努める。
- 山形国民文化祭 語り出演(H15年)
- 鳥取・郡山姉妹都市10周年記念交流事業において鳥取で公演(H27年)
- 人間国宝 照喜名朝一氏と共演(H28年)
- 市内の小学校パワーアップ事業講師
- 福島県神社庁「鳥居をくぐれば」(ラジオ福島)、「くらしの歳時記」(ふくしまFM)に出演中
中央公民館事業「はやまっ子」での様子
活動に至った経緯・活動をはじめたきっかけ
西会津町出身。喜多方女子高等学校卒。
現在、國學院大學オープンカレッジ受講(民俗伝承学)。
地区の伝統行事や家庭行事を大切にする家庭に育ち、幼いころから、祖父母、叔母より様々な昔話、伝説、世間話を聴いて育つ。
娘、息子の通う小学校や、幼稚園、町内会での語りを機に、郡山市内での民話活動を始める。
平成13年うつくしま未来博の「からくり民話茶屋」に出演。
民話茶屋が、ジャパンエキスポ大賞を受賞してからは、市内外の学校関係、社会福祉協議会、公民館、神社、寺院、あさかの学園大学等で語る。
女性活躍に関するメッセージ
東日本大震災でビックパレットに36回の傾聴ボランティアに行っていた時、4月半ば頃、「貴方は本当は何をやってる人なの?」と聞かれ、「むかし~むかし語ってんのよ。」と言うと、ぜひ聞きたいとのこと。
皆さんの知っている「ばかむこの話」を3つ語ったら、涙を流しながら笑って喜んで下さった。今まで泣くことも笑うこともできなかった、とのこと。
それならばと、富岡町の子供達を指導し、地元の言葉で地元の話をしてもらったら、大喝采で、ビックパレットの皆さんの心が、ようやく一つになったように私は感じた。昔から伝承されてきたことが、心の復興には、いかに大切かを学んだ瞬間だった。
最後に、皇宮警察の方や富岡町の課長さん、子供達、そしてビックパレットの方々と一緒に作り上げた「大きなかぶの話」は、今でも私の宝物となっている。
昔話の中に込められた、ご先祖達の想いや知恵を語ることによって、皆様の生きていく力になれば有難い。