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姉妹都市紹介 久留米市

ページID:0004241 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

久留米市(福岡県)

昭和50年(1975年)8月3日姉妹都市提携

市制施行

明治22年

特産品

ゴム製品、籃胎(らんたい)漆器、久留米つつじ、久留米絣(がすり)、久留米とんこつラーメン

主な出身者

田中久重(東芝創設者)、石橋正二郎(ブリヂストン創設者)、青木繁(洋画家)、古賀春江(洋画家)、吉田博(洋画家、版画家)、藤井フミヤ(歌手)、松田聖子(歌手)、中野浩一(元競輪選手)

鬼夜(まつり)

姉妹都市久留米市のお祭りの写真

水天宮

姉妹都市久留米市の水天宮の写真

筑後川花火大会

姉妹都市久留米市の筑後川花火大会の写真

交流拠点都市・久留米

久留米市は、西に九州一の大河筑後川、東に耳納(みのう)山系を望む水と緑に恵まれた筑紫平野の中心にあります。

江戸時代は、久留米21万石の城下町として発展し、明治22年、日本で最初に市制施行後、タイヤ、ゴム産業などが盛んな商都として栄えてきました。

特産物は、全国的にも有名な久留米絣(がすり)や籃胎(らんたい)漆器などがあり、食べ物でも、とんこつラーメンの発祥地といわれ、独特の風味とコクが自慢の久留米ラーメンなどがあります。

久留米の自然豊かな風土は、近代洋画家の青木繁や古賀春江、吉田博など数多くの芸術家を生んでいます。郡山市立美術館ではこれら久留米の生んだ芸術家の画業を讃え、古賀春江、吉田博の絵画等を収蔵するなど、文化の面での交流も行われています。

安積開拓が取り持つ縁で姉妹都市を提携

明治4年、明治政府の廃藩置県により、多くの武士が失業したことで、政府は、その旧士族救済策として、各地への入植を勧めるようになりました。

明治11年11月、国営安積開墾の第一陣として入植したのが開拓精神豊かな旧久留米藩士でした。安積開拓には、旧久留米藩士族のほかに、8藩の士族が入植しましたが、中でも移住戸数141戸585人と最も多かったのは、久留米藩の士族でした。

入植した藩士は、刀を鍬(くわ)に持ちかえて、血と汗を流しながら安積の大地の開墾をはじめました。今日の郡山市の発展の礎(いしずえ)となった安積開拓は、旧久留米藩士族の筆舌(ひつぜつ)に尽くせぬ努力と開墾者精神が大きな役割を果たしたのです。この安積開拓が取り持つ縁で、昭和50年8月、姉妹都市の提携が行われ、現在では毎年、小中学生による「青少年親善交流事業」が実施されるなど、交流を深めています。

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