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姉妹都市紹介 鳥取市

ページID:0004242 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

鳥取市(鳥取県)

平成17年(2005年)11月25日姉妹都市提携

市制施行

明治22年

特産品

とうふちくわ、砂丘らっきょう、松葉ガニ、流しびな、白いか、二十世紀梨

主な出身者

岡野貞一(作曲家)、山本浩三(建築家)、川口和久(野球評論家)

鳥取砂丘

姉妹都市鳥取市の鳥取砂丘の写真

仁風閣

姉妹都市鳥取市じんぷうかくの写真

宇倍神社

姉妹都市鳥取市うべ神社の写真

安積開拓の歴史と市民の交流が姉妹都市へと

郡山市の発展は、明治政府の国策であった殖産興業と士族授産(旧士族救済)のもとに行われた「安積開拓」と「安積疏水の開さく」によると言えます。明治11年、水利が開けることを受け、各地の士族が安積平野に続々と入植。全国9藩から約2千人の士族が郡山に移り住みました。

旧鳥取藩士族の郡山への移住には、慣れない事業を十分に考慮した人選が行われ、熟達した農民と大工数戸を加えた69戸で「鳥取開墾社」が結成されました。

明治13年、折りしも、猪苗代湖から安積地方に水を供給する安積疏水の開さくが進むなか、旧鳥取藩士は広谷原(こうやはら、現・喜久田町)と呼ばれる原野の一部、約260町歩の土地に入植することになりました。

これら入植当時の大量の資料が、喜久田町の宇倍神社に保存されていることが、平成7年、鳥取女子高校(現・鳥取敬愛高校)の生徒によって見い出され、これを機に入植者の子孫の方々による鳥取市への訪問が行われるなど、市民間の交流も盛んに行われるようになってきたことから、平成17年11月25日、「安積開拓」が取り持つ縁により、鳥取市と姉妹都市を提携しました。

山陰地方の中核都市・鳥取市

日本一の砂丘を有する鳥取市は、鳥取県東部に位置し、北流して日本海に注ぐ県内の三大河川の一つ、千代川(せんだいがわ)が南北を縦断しており、この下流域に開けた鳥取平野のほぼ全域と、日本海沿岸に発達した海岸砂丘、中国山地に連なる山々とからなります。

江戸時代は、鳥取藩32万石の城下町として栄え、現在では、県都、山陰地方の中核都市として政治、経済、文化の中心となり発展し続けています。

四季のうつろいが実感できる温暖な気候の中、アジア、アメリカ方面にも出荷される二十世紀梨は、高級フルーツとして高い評価を受けています。また、冬季に日本海沖で漁獲される松葉ガニは、味に深みがあり冬の最高の味覚として知られています。

また、全国的に有名な鳥取砂丘や古事記の神話にある「因幡(いなば)の白うさぎ」の伝承の地・白兎(はくと)海岸、市内に4つの温泉が湧き出るなど観光地としても有名です。この温泉の湧き出る音が「シャンシャン」と鳴ることから名付けられた「鳥取しゃんしゃん祭り」は、夏の風物詩として毎年たくさんの方が訪れる鳥取市随一の祭りです。

鳥取の美しい情景は、童謡「ふるさと」「春の小川」「紅葉(もみじ)」などの作曲で知られる岡野貞一や「きんたろう」を作曲した田村虎蔵、「ささ舟」の永井幸次など偉大な音楽家を生みました。

その3人の音楽家の作品を紹介するとともに童謡とおもちゃをテーマにした「わらべ館」は、鳥取の新しい名所となっています。

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