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外国人住民と日本人住民がともに学ぶ防災ワークショップを開催しました
外国人住民と日本人住民がともに学ぶ防災ワークショップを開催しました
本市では、多文化共生事業の一環として、平成28(2016)年度から外国人住民と日本人住民がともに参加する防災ワークショップを開催し、安全な避難の仕方や情報収集方法を伝え、防災意識の啓発を図っています。今年度は、本市で開催された福島県総合防災訓練と連携して実施しました。当日は外国人17名が参加し、各ブースの日本人と交流しながら訓練を体験しました。また、国際政策課として、日本人向けにやさしい日本語啓発ブースを運営し、防災に関する言葉を「やさしい日本語」※に書き換える体験を行いました。
各訓練ブースを体験した外国人参加者からは、「とてもいい経験になった」「日本は災害が多いので気を付けたい」という感想がありました。
やさしい日本語啓発ブースの日本人参加者からは、「やさしい日本語への変換が難しいと感じた」「外国人への防災情報を聞くと、情報提供の多言語化ばかり考えていたが、やさしい日本語であれば住民だれでも力になれそうだ」という感想がありました。
※「やさしい日本語」は外国人にもわかりやすく、簡単にした日本語のことです。平成7(1995)年の阪神・淡路大震災のとき、難しい日本語がわからなくて逃げ遅れた外国人がたくさんいたことをきっかけに、全国に広まりました。 本市には令和5(2023)年8月1日現在、3,142人の外国人が住んでいます。周りに外国人がいる方は、是非「やさしい日本語」で話しかけてみてください。
基本情報
日時 |
令和5(2023)年8月26日(土曜日)午前9時~午前12時 |
会場 |
郡山カルチャーパーク |
参加者 |
外国人参加者17名(ベトナム・中国・南アフリカ・ネパール・アメリカ・オランダ) |
やさしい日本語啓発ブースの様子
外国人参加者の様子