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生活支援体制整備事業(協議体、生活支援コーディネーター)
生活支援体制整備事業とは?
生活支援体制整備事業では、地域の住民や各種団体、企業の関係者など様々な人々が連携しながら、多様な日常生活上の支援体制の充実・強化及び高齢者の社会参加の推進を一体的に図って行くことを目標に、「協議体」や「生活支援コーディネーター」の活動により、高齢者を支える地域づくりを進めていきます。
どうしてこういった取り組みが必要なの?
今後、団塊の世代が75歳以上となる2025年や高齢者数がピークに達する2040年に向け、高齢者のみ世帯や認知症高齢者が増加すると考えられています。それに伴い、高齢者が生活を送っていく上でのニーズも急増すると予測されており、地域での支え合いが今まで以上に必要となります。生活支援体制整備事業では、支え合いによる地域づくりを推進し、高齢化に伴って発生する課題に対応していきます。
協議体とは?
協議体とは、地域に支え合いの輪を広げて行くために、地域住民同士で話し合う場です。郡山市では、市内全域を対象とした第1層協議体を設置した上で、市内を38地区に分け第2層協議体の設置を進め、地域の実情に合った話し合いの場作りを進めています。
どんな人に参加してほしいの?
地域に住む人、地域にある企業や団体など、地域を良くしたい想いがある方で、年齢や資格、役職などは問いません。
どんな話し合いをするの?
- 地域をどうしていきたいか
- 地域で行われている支え合い活動、地域で必要な支え合い活動について【情報共有】
- 地域に必要な支え合い活動のうち、何が出来るか、どうやったら出来るか【出来ること探し】
例
- Aさん「高齢者がいつまでも元気でいられる地域にしたいな」
- Bさん「みんなで運動したりできないかな?」
- Cさん「公民館で体操をやっているグループがあるよ」
- Dさん「でも、ちょっと遠いから、もう少し近くにあればいいな」
- Eさん「水曜日だったら、うちのスペースを使ってもいいですよ」
地域に運動できる場所が誕生!
生活支援コーディネーターとは?
「生活支援コーディネーター」は別名「地域支え合い推進員」とも言い、「地域」で「支え合い」を「推進」する人です。
郡山市では、生活支援コーディネーター業務を郡山市社会福祉協議会に委託しています。
生活支援コーディネーターの業務
- 地域で行われている支え合い活動など、資源の洗い出し
- ニーズを洗い出し
- 資源とニーズのマッチング
- 協議体の事前準備
- その他、地域での支え合いの推進に関すること
第1層協議体について
郡山市では、市内全域を対象とした第1層協議体を平成29年3月30日に設置しました。
第1層協議体では、医療や介護、福祉、地域づくり等に関わる市内各種団体の関係者が集まり、第2層協議体の設置に向けた意見を頂いているほか、地域資源やニーズの共有が行われています。
実施日 | 内容 | |
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平成28年度 | 平成29年3月30日 | 第1層協議体設置 |
平成29年度 |
第1回 平成29年5月30日 |
地域包括ケアシステム、協議体等について情報共有 |
第2回 平成29年9月21日 |
第2層協議体の設置に向けた意見聴取(1回目)
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第3回 平成29年10月26日 |
第2層協議体の設置に向けた意見聴取(2回目)
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平成30年度 | 平成30年6月6日 | 第2層協議体の設置について
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令和元年度 |
第1回 令和元年7月29日 |
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第2回 令和2年3月11日 (書面開催) |
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令和2年度 |
第1回 令和2年10月1日 (書面開催) |
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第2回 令和3年2月15日 (書面開催) |
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令和3年度 |
令和4年2月16日 (書面開催) |
制度やこれまでの取り組みについての振り返り |
令和4年度 |
令和4年8月23日 (対面とオンラインのハイブリッド開催) |
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第2層協議体について
郡山市では、市内地区・支部社会福祉協議会の38圏域毎に第2層協議体の設置を進めており、令和5年9月1日現在、全38地区中36地区で設置されています。
第2層協議体では、地域住民の皆さんのほか、地域の各種団体や企業の関係者も集まり、地域の課題やニーズ、これからどのような取り組みをしていきたいかについて話し合っています。各第2層協議体の活動状況については、下記の資料をご覧ください。
年度 | 地区(設置順) |
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平成30年度 | 久留米、大槻原田、熱海、大成、名倉 |
令和元年度 |
桃見台、安積、三穂田、湖南、西田、日和田、逢瀬、東部、中田、 開成、片平、大島、田村 |
令和2年度 | 南、小原田、緑ケ丘、喜久田、富久山、大槻、小山田 |
令和3年度 | 芳賀、菜根、芳山、橘、麓山・池ノ台、薫、希望ヶ丘、金透 |
令和4年度 | 赤木、富田、大槻東 |