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野生きのこにご注意を!
秋に多発する食中毒
毎年、きのこ狩りのシーズンになると、全国各地で毒きのこによる食中毒が発生しており、死亡事例も発生しています。
これらの多くは、毒きのこに対する知識不足と、根拠のない迷信が原因となっています。
観察したり、調べたりしても食べられるかどうか判断が付かない場合は、絶対に食べてはいけません。
誤食が目立つ「クサウラベニタケ」(毒きのこ)
間違って食べられることの多い3大毒きのこ
毒きのこ | 似た食用きのこ |
---|---|
クサウラベニタケ 詳細→厚生労働省のホームページ<外部リンク> |
ウラベニホテイシメジ、ホンシメジ 上の2つは、イッポンシメジ、イッポンサマツとの呼び名もあります。 |
ツキヨタケ 詳細→厚生労働省のホームページ<外部リンク> |
シイタケ、ムキタケ、ヒラタケ |
カキシメジ 詳細→厚生労働省のホームページ<外部リンク> |
フウセンタケ属のきのこ |
恐るべき迷信
- 毒きのこは毒々しい色をしている
- 茎(柄)が縦に裂けたら食用きのこ
- 塩漬けにすると毒が消える
- ナスと煮ると毒が消える
これらは、すべて根拠のない迷信です!
きのこ食中毒予防三原則
知らないきのこは、
- 採らない
- 食べない
- 人にあげない
もしも、誤って毒きのこを食べてしまったら…
- きのこを食べた後、吐き気、腹痛などでおかしいな?と思ったら、すぐに吐き出すこと。
(ノドに指を入れて吐き、水を飲んで吐くのを繰り返し、胃の中を空にする。) - 食べたきのこ(吐いたきのこ)を持ってすぐ病院に行き、医師の診察を受けること。
野生きのこの出荷制限について
きのこについては、放射性物質の検査の結果、基準値(1キログラムあたり100ベクレル)を超えたものについては出荷が制限されています。出荷制限については以下を確認してください。
関連情報
野生キノコの出荷制限と食中毒予防(令和2年8月)[PDFファイル/116KB]