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令和4年8月2日放課後児童クラブ保護者会費の横領を行った職員の処分にかかる記者発表(総務部、こども部)

ページID:0045907 更新日:2022年8月2日更新 印刷ページ表示

8月2日に郡山市役所記者クラブにおいて、柳沼英行総務部長、相楽靖久こども部長、宗方成利総務部次長兼人事課長、伊藤恵美こども政策課長が職員の懲戒処分について記者発表を行いました。

要旨

本市元職員が在職中、放課後児童クラブの保護者会費の横領を行った件について、本日付けで、懲戒処分を行いました。

本市において、横領が発生しましたことは、誠に遺憾であり、市民の皆様の信頼を損なうこととなりましたことを深くお詫び申し上げます。

なお、概要については、以下のとおりです。

概要

対象の元職員の処分

  • こども部こども政策課放課後児童クラブ、元会計年度任用職員、50代、女性

懲戒処分の内容

  • 8月2日付、懲戒免職​

関係職員への措置

  • 管理監督責任として、再発防止と服務規律確保の徹底を図る観点から、こども部長、こども政策課長、同課放課後児童クラブ係長を同日付で、文書訓告とした。

事件の概要

  • 処分対象の元職員は、令和2年度から今年度にかけ、自身が在職していた放課後児童クラブの保護者会費(運営費)の適正な管理を怠った上、保護者会費(運営費)の一部2,394,069円を横領した。また、元職員は、事実の発覚を隠蔽するため、令和2年度及び令和3年度の収支決算書を偽造した。

 保護者会費(運営費)とは:放課後児童クラブの保護者が、組織する任意団体として、集めている会費。当該会費の主な使途は、放課後の預かり中、児童に提供する「おやつ代」等。保護者会の規約上、「会計(―保護者)は、担当支援員(=市職員)と相互協力の下、円滑な運営を遂行する。」と規定されており、職員も2名以上の複数名で担当するよう指導していたが、本件においては、当該元職員がほぼ1人で会計実務を担っていた。

不正の内容

  • 横領した額:令和2年度(681,160円)、令和3年度(1,384,000円)、令和4年度(328,909円)合計(2,394,069円)
  • 偽造した書類:令和2年度及び令和3年度の放課後児童クラブ保護者会会計の収支決算書各2通(市へ提出する収支決算書、保護者に配布する収支決算書) 計4枚の収支決算書
  • 横領していた期間:令和2年8月から令和4年5月までの間

不正に対する対処

  • 全容の判明後、元職員へ、横領していた額を全額返済するよう求めました。
  • これに対し、元職員は令和4年7月14日までに横領していた額の全額(2,394,069円)を当該児童クラブ保護者会へ返済しました。
  • 令和4年8月1日に当該児童クラブの保護者に対し説明会を開催し、本事件について説明しました。
  • 横領されていた期間及び納めた保護者会費に応じ、各保護者へ順次返金しています。

再発防止策

  • 保護者会役員、支援員(市職員)の役割を明確にし、「各種団体会計事務マニュアル」に基づく指針等の作成、監査の実施など、適正な事務処理が行われるよう事務の改善を徹底します。
  • 放課後児童クラブの職員としての資質・倫理の向上を図るため、研修や指導を強化します。

 

質疑応答

質問

市として刑事告発するのか。

回答

横領された額が全額返金されたこと、懲戒免職処分としたこと、氏名は公表しないが社会的な制裁を受けたと考えており、また、弁護士相談も行い、刑事告発しないこととした。

質問

被害者の人数は。

回答

保護者の人数で124名。

質問

横領の期間は令和2年度から令和4年度だが、当該職員はいつから働いていたのか。

回答

平成21年度から同一の児童クラブで勤務している。

質問

平成21年度当時から継続して雇用されていたのか。

回答

平成21年度当時は学校長が実施機関長として職員を推薦し、市が委嘱していた。平成29年度以降は臨時職員として、令和2年度からは会計年度任用職員として雇用している。雇用は1年毎の更新で行っている。

質問

令和2年度以前の不正はなかったのか。

回答

不正は確認できなかった。

質問

動機は生活が苦しかったためとされているが、それ以外の理由はないのか。宗教関係とかが原因ではないのか。

回答

生活が苦しかったためと聞いている。

質問

市としてどのようにチェック等を行っていくのか。

回答

保護者会との役割分担を明確にする。また、保護者会として運営にかかわってもらうようにするとともに、チェック体制も強化する。

質問

市として職員の処分が続いているが、今後どのような姿勢で防いでいくのか。

回答

これまでも繰り返しコンプライアンスなどの研修を行っているが、今後も繰り返し行っていく。また、不正が起こりやすい環境をチェックし、不正が行われないよう繰り返し行っていく。

質問

市内の児童クラブ数は。各クラブに職員は何名いるのか。

回答

50校に81クラブ設置している。職員数は、児童の人数等により決められており、各クラブ5~10名の職員がシフトで勤務している。

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