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令和4年1月11日に発表がありました塗料メーカーによる水道管の資材に使用されている塗料に関する不適切行為に対する郡山市上下水道局の対応は次のとおりです。
本市をはじめ全国的に広く利用している水道管の資材に使用されている塗料について、公益社団法人日本水道協会の規格(Jwwa規格)の認証を不正に取得した疑いがあるというもので、日本水道協会が公表している不適切行為の内容(日本水道協会ホームページ<外部リンク>)は、次のとおりです。
1 水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料の規格取得時に、同規格で規定されている試験条件と異なる条件で得られた試験結果により認証を取得した。
2 規格認証品の中に同規格で指定された原料以外の原料が使用されているものがある。
本件について、確認した事実は、次のとおりです。
1 本市上下水道局が毎月1回実施している定期水質検査において、異常は確認されていません。
2 当該塗料は、主に水道管の外面で使用されており、継手の内面の一部分で水道水に接触するものの、その面積は限られています。
水道管の継手部の構造
3 塗料の衛生性が確認されるまで水道管の資材の出荷が令和4年1月11日より停止されていましたが、令和4年1月18日より衛生性の確認がされたものから出荷が再開となりました。
本市上下水道局が毎月一回実施している定期水質試験において、水道水の安全性は確認されています。(郡山市の水質検査結果)
1 本市上下水道局発注工事等については、水道管の資材の衛生性が確認されるまでの間、一時見合わせておりましたが、衛生性が確認された水道管の資材を使用する工事から継続いたします。
2 毎月の定期水質検査において、水道水の水質に大きな変化がないか確認してまいります。
3 今後も引き続き、情報収集に努め、適切に対応を図ってまいります。