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連続テレビ小説「エール」主人公のモデルとなった古関裕而さんと郡山

ページID:0004390 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

古関裕而氏の写真

令和2年3月から11月まで、NHKで放送され人気を博した連続テレビ小説「エール」。

俳優の窪田正孝さんが演じる古山裕一のモデルとなった古関裕而さんは、福島市ご出身の作曲家です。

そんな古関裕而さんは、実は郡山市とも関わりがあります。

どんな関わりがあるのか、皆さんはご存じですか?

1.郡山市でお昼の時間に流れる音楽

郡山市民の皆さんがよく耳にしている12時ちょうどに流れる「郡山市民の歌」。

これは、市政30周年を記念し昭和29年に作られた曲です。

歌詞は一般公募により募集し、内海久二さんの作品が選ばれ、作曲を古関裕而さんに依頼しました。

1971年11月には、「栄冠は君に輝く」や「イヨマンテの夜」など数々の古関作品のレコーディングに携わった伊藤久男さん(ドラマには山崎育三郎さん演じる佐藤久志として登場)の歌唱によるレコードが日本コロムビア株式会社より発表されています。

また、ミューカルがくと館エントランスには、古関裕而さん直筆の楽譜をパネルにして展示しています。

ミューカルがくと館に展示されているパネル

2.市内の学校の校歌にも

実は、郡山市内の小学校4校(赤木小学校<外部リンク>桑野小学校<外部リンク>御代田小学校<外部リンク>三和小学校<外部リンク>)、中学校1校(高瀬中学校<外部リンク>)では、古関裕而さんが作曲した校歌が歌われています。

3.「エール」の主題歌を歌うGReeeeN

そして、NHK連続テレビ小説「エール」の主題歌を歌ったのは、郡山市フロンティア大使を務めていただいているGReeeeN。

GReeeeNは、福島県で結成された4人組ボーカルグループ。

郡山駅の新幹線および在来線の発車メロディにもGReeeeNの曲が起用されています。

4.「エール」のロケ地に

郡山でもNHK連続テレビ小説「エール」の撮影場所になったところがあります。

その場所が、郡山市の開成にある安積歴史博物館です。

安積歴史博物館
安積歴史博物館(旧福島県尋常中学校本館)

教室の様子
主人公の古山裕一の通う商業学校の撮影舞台となった安積歴史博物館

5.「エール」のパネル展示

郡山市観光案内所では、NHK福島放送局のご協力のもと、連続テレビ小説「エール」のパネルを設置しました。(展示期間:令和2年7月14日~9月28日)

現在は、主題歌の「星影のエール」を歌うGReeeeNが「復興の灯火プロジェクト」で作成した、メンバー4人の手書きメッセージ入り、海老根伝統手漉和紙の行灯を展示しております。

設置場所:郡山市観光案内所(JR郡山駅2階)

開所時間:午前9時00分~午後5時00分まで(年中無休)

※現在は行灯のみの展示となっております。

なお、案内所では、コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、マスク着用及び手指消毒をお願いしております。

郡山市観光案内所に設置してあるパネル
パネル展示の様子(令和2年9月28日で終了)

6.「郡山さくら音頭」の復活!

古関裕而さんが作曲したとみられる「郡山さくら音頭」の楽譜を載せたチラシが発見されました。

そして、チラシを保管していた佐藤さんのお父様が書かれた日記にも、音頭についての記述がありました。その日記によると、郡山さくら通り連合会が謝礼を払い古関さんにこの音頭の作曲を依頼したとのこと。

この音頭の題材となっている郡山市内のさくら通り商店街では、演奏と踊りの再現に取り組み、11月15日に復活発表会が開かれ70年ぶりに長い間忘れられていた楽曲がよみがえりました。

その「郡山さくら音頭」復活プロジェクトの中心人物であるさくら通り商店街振興組合長の杉山隆彦さんのコラムはコチラ!