本文
郡山市歌
土井晩翠作詞 橋本國彦作曲 昭和6年作
- 天の時あり地の利あり
人の和ありて事のなる
その現証を見よとこそ
金石透る誠より
栄(さかえ)日に増す郡山 - 安積の山と浅香沼
古典の中にかんばしき
あさか新たに育英と
殖産及び興業の
機関の名とし今かおる - 太平洋と日本海
結ぶ疏水の力見よ
太湖とともに千載の
長きに亙(わた)る富の基
東北一は市の理想 - 市よその昔大帝の
竜駕再びとどまりし
光栄の場つつしみて
心にしるしああ奮え
先人われに則与ふ
「郡山市歌」原曲楽譜発見の経緯
「郡山市歌」の楽譜は、長年、その正確な内容が不明となっていましたが、平成7年頃、当時の鈴木武司郡山市議会議員が音を頼りに楽譜を書き起こす「採譜」により楽譜を復元し、郡山市民手帳に歌唱用の復元楽譜を掲載してきました。
その後、平成28年9月に品川萬里郡山市長が、東京藝術大学を介して作曲者橋本國彦氏の研究者に、「郡山市歌」の原曲楽譜の所在確認を依頼したところ、明治学院大学図書館附属日本近代音楽館に橋本國彦氏手書きの楽譜が収蔵されていることが判明しました。
このウェブページに掲載した楽譜は、その橋本國彦氏手書きの楽譜を清書したものです。
なお、平成30年(2018年)版以降の郡山市民手帳にも、橋本國彦氏手書きの楽譜を基にした歌唱用の楽譜を掲載しております。
郡山市歌の楽譜
PDF形式の楽譜をダウンロードすることができます。