ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 総務部 > 総務法務課 > 平和を考える市民の集い【オンライン写真パネル展】

本文

平和を考える市民の集い【オンライン写真パネル展】

16 平和と公正をすべての人に
ページID:0006202 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

本市の戦時中のエピソード

日東富久山工場の硫酸工場の画像
日東富久山工場の硫酸工場

保土ヶ谷工場の画像
保土ヶ谷工場

郡山市は、軍需生産都市であり、軍都指定を受けていた関係もあり、昭和20年4月12日、米軍の爆撃機B29のべ150機が郡山に飛来し、工場地帯と民家街の広範囲に約1,500個の爆弾を投下しました。

その後、2回にわたる空襲によって被害はさらに拡大し、市内の死者は530人を超えました。

また7月29日には原爆投下の実験として、広島や長崎に原爆を投下した同じ部隊のクルーにより、模擬原爆が2発投下され、39人の命が奪われており、原爆投下で命を失った被爆者と同じように、原爆開発に伴う犠牲者が本市にもいるといえます。

オンライン ミニミニ原爆展

本市は、「全国の自治体、全世界の全ての自治体に、核兵器廃絶、平和宣言を呼びかけるとともに、非核都市宣言を実施した自治体間の協力体制を確立すること」を目的に設置されている「日本非核宣言自治体協議会」の趣旨に賛同し加入しております。

同会からお借りしている「ミニミニ原爆展」の画像データを御紹介します。

被爆の実相をより多くの方に知ってもらうため、被爆後の広島・長崎の様子などの写真とその解説を小スペースでも展示できるようポスターにしたものですので、どうぞ御覧ください。

きのこ雲広島県産業奨励館と爆心地付近中国軍管区司令部防空作戦室の入口山口町付近の建物の屋上から、南を望む爆心地から北方を望む日本赤十字社広島支部 日本銀行広島支店の内部溶けた一升びん弁当箱8時15分で止まった時計きのこ雲浦上天主堂の画像1 浦上天主堂の画像2城山国民学校新興善国民学校救護所山王神社国防服柱時計 被爆瓦広島・長崎の被災状況

戦争の記憶を継承するための活動

中学生長崎派遣事業
中学生長崎派遣事業の様子

郡山市では、1984年6月の核兵器廃絶都市宣言に基づき、平和を考える市民の集い実行委員会を組織し、次代を担う若者による平和の尊さや核兵器使用の悲惨さと、その廃絶の必要性の認識を目的に感受性豊かな中学2年生延べ938名を被爆地である長崎市などに派遣してまいりした。

派遣した中学生は、純粋な感受性で実に多くのことを感じ、毎年、報告会で自らの言葉で平和を訴えてきました。

本市には、歴代の派遣生が撮影した写真と書き留めた想いがあります。

このページでは、そうした本市の貴重な財産のほんの一部をお伝えします。

過去の深い悲しみと現在の尽きぬ憂いを平和な未来へ届けたい

中学生が撮影した写真と書き留めた想いを御紹介します。

※御紹介する写真の中には、負傷した様子など犠牲者の写真が含まれます。

なお、学校・学年等は当時のものです。敬称は省略させていただきます。

2021ナガサキへのメッセージ オンライン写真パネル展

2021年はオンラインで長崎市と平和に関する研修を行いました。

研修の様子はこちら

『あの時』郡山市立日和田中学校 2年 續橋 明日波

あの時

1945年8月9日午前11時2分で止まったままの振り子時計です。この時計はあの時の惨状をいつまでも伝えてくれます。

『平和祈念像』郡山市立行健中学校 2年 近藤 ななみ

平和祈念像

この平和祈念像に込められた想いと意味を理解し、戦争のない平和で安全な世界にするため、核兵器廃絶を訴え続けていきたいです。

『訓練の様子』郡山市立明健中学校 2年 松本 桜里

『訓練の様子』

これは、原爆が投下される時を予想した学校の訓練です。親指で耳を塞ぎ、残りの四本の指で目を覆っています。

『悲しみの上に立つ像』郡山市立安積中学校 2年 近藤 圭悟

『悲しみの上に立つ像』

戦争や原爆を知らない人でも、思い描く平和があります。悲惨な過去を知り、これから未来に向けて平和への想いをつないでいきたいです。

『平和へのはばたき』郡山市立安積第二中学校 2年 渡邉 莉子

『平和へのはばたき』

この平和の泉には大きな鳩がいるそうです。その鳩は明日も、明後日も平和に向かって羽ばたいていきます。

『時が止まった時計』郡山市立逢瀬中学校 2年 石井 愉那

『時が止まった時計』

原子爆弾が投下された午前11時2分で止まっている時計です。時の流れが止まっているように感じられます。

『大切な人を守るために』郡山市立片平中学校 2年 吉田 太樹

『大切な人を守るために』

この写真は、原爆によりガラスの破片が背中に刺さったある教師の服です。原爆の威力と悲惨さを感じます。大切な人をこのような状況にさせては絶対にいけないと思います。

『戦争の悲惨さを』郡山市立喜久田中学校 2年 熊田 梨々花

『戦争の悲惨さを』

戦争は悲しみと、苦しみだけが残る、悲惨なものだと訴え続けることで、平和の輪は広がります。

『平和の泉 この少女のように…』郡山市立熱海中学校 2年 小山 陽生

平和の泉

平和公園内にある『平和の泉』と石碑です。この石碑に刻まれた手記を残した少女のような人をなくすためにも、原爆は、2度と使ってはならないと思います。

『平和な世界のために』郡山市立守山中学校 2年 折笠 颯

『平和な世界のために』

天を指した右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を表しています。核兵器のない平和な世界にしていきたいです。

『平和祈念像の想い』郡山市立高瀬中学校 2年 芳賀 愛里咲

『平和祈念像の想い』

平和祈念像には平和の想いが強く込められています。この想いに応える核兵器のない平和な世界になって欲しいです。

『平和を祈って』郡山市立郡山第一中学校 2年 木村 洸太

『平和を祈って』

世界平和への願いを込めて造られた記念像。右手は原爆の脅威を、左手は平和を示し、軽く閉じた目は戦争犠牲者の冥福を祈っています。

『原爆が破壊したもの、それは・・・』郡山市立第二中学校 2年 岡部 理京

『原爆が破壊したもの、それは・・・』

爆撃機よ、建物が破壊されたことが見えるのみか?地上では、多くの命、人が人を想いやる心、尊厳が破壊されたのが見えないか。

『祈りの数』郡山市立郡山第三中学校 2年 大竹 英

『祈りの数』

これは、城山国民学校にある少年平和像です。
平和な未来を築くための像の周りには、平和を祈る折り鶴が掲げられています。

『平和祈念像』郡山第四中学校2年 村上 未来

『平和祈念像』

終戦からおよそ76年。今もなお、長崎から世界の平和を願い、今日も見守っています。二度と同じ過ちを繰り返さないために・・・

『今も引き継がれている平和への願い』郡山市立郡山第五中学校 2年 高野 結香

『今も引き継がれている平和への願い』

この像は城山小学校にある「少年平和像」です。この小学校の児童は、登下校時に平和への願いを忘れずに拝礼しています。

『あたりまえの平和』郡山市立郡山第六中学校 2年 上遠野 心一

『あたりまえの平和』

今ある平和は、多くの犠牲と努力の上にあることを忘れず、核兵器廃絶の取り組みを行い、平和を守り続けることが大切だと思います。

『核兵器のない世界へ』郡山市立郡山第七中学校 2年 冠木 若葉

『核兵器のない世界へ』

この大きなきのこ雲の下には、長崎市があります。きのこ雲が大きすぎて、長崎市はほぼ見えません。写真を見て、私は世界から原子爆弾がなくなってほしいと思いました。

『平和の大切さ』郡山市立富田中学校 2年 二瓶 明莉

『平和の大切さ』

今、私たちが日常的に過ごしている「当たり前」がどんなに尊いことか、見つめ直す必要性があると考えました。

『黒焦げの兄』郡山市立大槻中学校 2年 橋本 尚己

『黒焦げの兄』

写真のように大切な人やモノを一瞬で奪い去ってしまう核兵器が世界中からなくなって、世界が平和になってほしいです。

『壊された鳥居・・・残された瞬間』郡山市立小原田中学校 2年 松崎 結

『壊された鳥居・・・残された瞬間』

原爆によって壊された瞬間が残されているようで、息が詰まりました。苦しみが生々しく残されていることを忘れないで生活したいです。

『原爆の光を見た人々の症状』郡山市立宮城中学校 2年 草野 藍里

『原爆の光を見た人々の症状』

原爆が投下され、その光を目撃した人々には様々な症状が現れました。歯ぐきからの出血、髪の毛は抜け、ひどい貧血を起こしました。体だけではなく、心の傷も消えないそうです。

『平和への想い』郡山市立御舘中学校 2年 横田 和大

『平和への想い』

「平和祈念像」には平和への想いが込められています。平和な世界をつくるためには、争いをなくして人々が協力していく必要があると思います。

『少女からのメッセージ』郡山ザベリオ学園中学校 2年 西野 早咲

『少女からのメッセージ』

この石碑には被爆した少女の手記が書かれています。これをみて何を感じますか?小さな子にこんな思いをさせないためにも核兵器廃絶は重要なのです。

『爆心地にて…』郡山市立西田学園 8年 門馬 右京

『爆心地にて…』

原爆が落とされて76年。毎年、原爆死没者数は爆心地に記されていきます。原爆が落とされた歴史を僕の心にも刻んでいきたいです。

『平和を祈る』郡山市立湖南小中学校 8年 佐藤 姫花

『平和を祈る』

平和祈念像の左手が「平和」をあらわすように、これからも私たちの平和が続くよう、幸せが増えていくようにしていきたいと思います。

2019ナガサキへのメッセージ オンライン写真パネル展

『平和の泉の石碑から』郡山市立日和田中学校 2年 村上 陽菜

『平和の泉の石碑から』

普段、私たちが口にするきれいな水からは想像することもできませんが、私たちが感じている平和は飲み水一つとっても先人の努力によって築かれてきたことを改めて感じました。

『平和への願い ―私たちから伝えたい―』郡山市立行健中学校 2年 吉田 あゆ美

『平和への願い ―私たちから伝えたい―』

今年、長崎を自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じた私たちから「平和の尊さ」を伝えていきたいです。

『運命の瞬間(とき)』郡山市立明健中学校 2年 添田 羚斗

『運命の瞬間(とき)』

柱時計が示すこの時間は、長崎の人々の夢が一瞬で消されたことを映し出しています。この瞬間、たくさんの人々の未来が奪われました。

『平和の泉』郡山市立安積中学校 2年 大和田 くれは

『平和の泉』

平和公園にある泉です。
水を求めて亡くなられた被爆者の方にせめて天国ではきれいな水をお腹いっぱい飲んでほしいという願いが込められています。

『この少女のように…』郡山市立安積第二中学校 2年 三浦 楓大

『この少女のように…』

この少女のように、苦しんだ人をたくさん生んだ戦争が二度と起こらず、平和が続くことを強く願います。

『平和を願って』郡山市立三穂田中学校 2年 大原 真琴

『平和を願って』

平和祈念像の左手は平和を表しています。
もう二度と、原子爆弾で苦しめられる人が出ない世界になってほしいと思いました。

『平和の鐘の音』郡山市立逢瀬中学校 2年 橋本 圭祐

『平和の鐘の音』

平和公園内にある長崎の鐘です。
この鐘の音が伝える恒久平和の願いを、私たちは受け取り、伝えていくのが役目だと思います。

『平和の泉』郡山市立片平中学校 2年 川崎 瑞歩

『平和の泉』

この写真は平和の泉といわれ、「水を」「水を」と言って亡くなっていった方々の霊に水を捧げて、冥福を祈るために建立されました。

『平和の泉』郡山市立喜久田中学校 2年 宗像 遼大

『平和の泉』

熱線による被害で、大やけどを負った人々が、そのときには口にすることができなかった綺麗な水を捧げることで、冥福を祈っています。

『平和な世界を願って』郡山市立熱海中学校 2年 本田 芽愛

『平和な世界を願って』

このパネルには、「戦争をなくすためにはどうすればいいのか」という一人ひとりの想いが込められています。

『切実な願い』郡山市立守山中学校 2年 村上 寛奈

『切実な願い』

74年前、この碑の上空で悲劇が起きました。
この先、同じ碑が増えていくことがないように願うばかりです。

『今、思うこと』郡山市立高瀬中学校 2年 山口 航

『今、思うこと』

「平和を」、「如己愛人」この言葉を永井隆博士はどんな想いで書いたのでしょうか。
平和な今だからこそ考えてほしいです。

『平和を願う千羽鶴』郡山市立二瀬中学校 2年 大河内 玲音

『平和を願う千羽鶴』

たくさんの千羽鶴が、平和公園や原爆資料館など、至る所に飾られていました。
この千羽鶴には、平和を願う人々の気持ちが込められています。

『奪われた日常』郡山市立郡山第一中学校 2年 武田 隼輔

『奪われた日常』

爆心地から約100mの地点で発見された「やかん」の破片です。
無残な状態に底知れぬ恐怖を感じます。
原爆は、いつもの日常でさえ、一瞬にして破壊していったのです。

『原爆の真実』郡山市立郡山第二中学校 2年 本間 詠

『原爆の真実』

あなたはこの写真から、何を感じますか。
原爆により失われてしまった尊い命。
あなたも一度平和について考えてみてください。

『平和の大切さ』郡山市立郡山第三中学校 2年 小菅 泰誠

『平和の大切さ』

平和祈念像の右手には「原爆の脅威」、左手には「平和」、横にした足には「原爆投下直後の長崎の静けさ」、立てた足には「救った命」、軽く閉じた目には「原爆犠牲者の冥福を祈る」という意味が込められています。原子爆弾の悲惨さや平和の大切さを後世へ伝え続けなければいけないと強く思いました。

『原爆中心地の上の空』郡山市立郡山第四中学校 2年 鈴木 紀子

『原爆中心地の上の空』

この真っ青な空が今の平和を表しています。
きのこ雲の下ではなく、平和な空の下で生きたかった人の想いも大切にして生きていきたいです。

『命の重み』郡山市立郡山第五中学校 2年 相樂 堯哉

『命の重み』

74年前に落とされた原爆の爆心地です。
祈念碑の存在感と命の重みに圧倒されました。
戦争が二度と起こらないことを強く願います。

『ファットマン』郡山市立郡山第六中学校 2年 大河原 舞音

『ファットマン』

長崎に投下された原子爆弾の威力をはるかに越えるものが、この地球上から全てなくなるまで、核兵器廃絶を訴え続けたいです。

『核兵器の現状』 郡山市立郡山第七中学校 2年 大竹 宏武

『核兵器の現状』

世界には、このように今でもたくさんの核兵器が残っています。
平和のために全ての核兵器をなくさないといけないと思います。

『千羽鶴にのせて』郡山市立緑ケ丘中学校 2年 面川 苺花

『千羽鶴にのせて』

長崎で訪れた全ての場所に、千羽鶴がありました。
現在、被爆者の高齢化が進んでいます。
平和を願う人々の気持ちを受け継ぎ、平和な世界を実現できるのは私たちの世代なのです。

『平和の象徴』郡山市立富田中学校 2年 丸野 和士

『平和の象徴』

私は、この平和祈念像とともに、これからも平和な未来にするため、核兵器廃絶と世界恒久平和の確立をともに訴え続けていきたいです。

『平和祈念像』郡山市立大槻中学校 2年 西澤 琥珀

『平和祈念像』

原爆の恐ろしさを訴え、亡くなった方のご冥福を祈るために建築されました。
核兵器の廃絶と恒久平和を願い、多くの人が祈りを捧げる場となっています。

『平和の空ここから』郡山市立小原田中学校 2年 安田 悠人

『平和の空ここから』

この写真の上空約500mで原爆がさく裂しました。
僕がこの場所を訪れた時、いつも見ている空と少し違うように感じました。僕は、長崎が原爆落下の最後の空になるよう、核兵器廃絶を訴え続ける必要があると思います。

『核兵器廃絶に』郡山市立宮城中学校 2年 伊藤 暉

『核兵器廃絶に』

一発の原爆で、犠牲となった人が何万人もいました。
二度と核兵器が使われないよう、一人ひとりが、その脅威を知ることが大切です。

『「平和祈念像」に込められた想い』郡山市立御舘中学校 2年 横田 優美

『「平和祈念像」に込められた想い』

平和祈念像が示す「顔」、「両手」、「両脚」に込められた意味と想いを、私たちが受け止め、そして、その想いを繋いでいくことが私たちの使命です。

『届かなかった願い』 郡山ザベリオ学園中学校 2年 川村 彩人

『届かなかった願い』

祈りを唱えるために使うロザリオ。平和な日々がくることを願い祈っていたはずです。一瞬にして祈っている人の心も、このロザリオも溶けてしまったのです。ロザリオが本来の目的を果たせるよう平和な世界にしていきたいです。

『平和の泉』郡山市立西田学園 8年 遠藤 亜子

『平和の泉』

平和の泉は、水を求めながら亡くなっていった方に水を捧げ、「天国で水のない苦しみを味わうことのないように」と冥福を祈って造られました。

『AM 11時02分』郡山市立湖南小中学校 8年 谷苗 真拓

『AM 11時02分』

長崎市上空で原爆が投下された時刻です。
この時で時間が止まっていると感じるだけではなく、この時を忘れないようにと伝えていきたいです。