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環境と調和のとれた農業生産の推進について
郡山市では、環境と調和のとれた農業生産の推進をしております。特別栽培や有機栽培等に取り組む農業者の方、みどりの食料システム法基づく「環境負荷の低減」に取り組む事業者には認定制度や取り組みに対する支援制度がございます。
詳しくは園芸畜産振興課までご相談ください。
みどり認定について
「みどり認定」は、令和3年5月に国が策定した「みどりの食料システム戦略」の目標達成のため、「環境と調和のとれた食料システム確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」(みどりの食料システム法)に基づき、環境負荷低減事業活動に取り組む事業者を福島県知事が認定する制度です。
[取組区分]
・土づくり、化学肥料・化学農薬の使用低減の取組を一体的に行う事業活動
・温室効果ガスの排出量を削減する取組
・その他農林水産大臣が定める環境負荷低減事業活動
→概要はこちら [PDFファイル/908KB]<外部リンク>
農業者は、環境負荷の低減に取り組む5年間の事業計画を作成し、福島県知事の認定を受けることができます。
エコファーマーの取り組みも、「みどり認定」の一つとなります。
☆認定を受けた農業者には、農業改良資金など各種資金の活用や、環境負荷低減に必要な設備等を導入した場合、減価償却額を導入当初に特別償却分として上乗せして償却でき、さらには、さまざまな各種補助事業の採択審査の際にポイントが加算されるなどの優遇措置のメリットがあります。
みどり認定制度及びみどりの食料システム法の詳しい内容は以下のリンク先からご確認ください。
- 福島県ホームページ 福島県環境負荷低減事業活動実施計画の認定(みどり認定)について<外部リンク>
- 福島県ホームページ 福島県みどりの食料システムについて<外部リンク>
- 農林水産省ホームページ みどりの食料システム法<外部リンク>
- 農林水産省ホームページ みどりの食料システム戦略トップページ<外部リンク>
有機農業・有機JAS認証について
有機農業とは、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組み換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業です。
有機農業の日本農林規格(有機JAS規格)の基準に従い、登録機関の認証を受けたものを「有機農産物」といいます。
有機農産物及び認証制度の詳しい内容は以下のリンク先からご確認ください。
- 農林水産省ホームページ 「有機農業関連情報」トップ<外部リンク>
- 福島県ホームページ ふくしまの有機農業<外部リンク>
- 福島県ホームページ 有機農産物認証関係について<外部リンク>
特別栽培農産物認証について
地域の慣行レベル(各地域の慣行に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数及び化学肥料の窒素成分が50%以下で栽培された農産物を「特別栽培農産物」といいます。
福島県の認証制度の詳しい内容は以下のリンク先からご覧ください。
環境保全型農業直接支払交付金について
本制度は、化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取り組みと合わせて行う地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動を支援するものであり、平成27年に施行された「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づく取り組みの一つとして実施しています。
詳しい内容は以下のリンク先でご確認ください。
エコファーマーについて
「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(令和4年法律第37号)(みどりの食料システム法)」が令和4年7月1日(予定)に施行されることに伴い、「持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律(平成11年法律第110号)(持続農業法)」が廃止されました。
エコファーマーの取り組みは「みどり認定」の取り組みの一部となり、「福島県持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針」の基準以上の実施計画が認められた場合、「エコファーマー」の名称を使用することができます。