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郡山市を流れる阿武隈川について
阿武隈川は、福島県西白河郡西郷村旭岳にその源を発し、大滝根川、荒川、摺上川等の支川を合わせて、福島県中通り地方を北流し、阿武隈渓谷の狭窄部を経て宮城県に入り、さらに白石川等の支川を合わせて太平洋に注ぐ、幹川流路延長239キロメートル、流域面積5,400平方キロメートルの一級河川です。
急峻な地形を呈している奥羽山脈と、それとは対照的に緩慢な地形となっている阿武隈山地、その間を流れる阿武隈川は奥羽山脈からの流出土砂のため東側の阿武隈山地に偏った流れとなっています。途中、郡山・本宮間狭窄部、二本松・福島間狭窄部「阿武隈峡」および福島県と宮城県との県境付近の狭窄部「阿武隈渓谷」を貫流しています。
(出典先:国土交通省ホームページ 東北の一級河川 阿武隈川より)
河川概要
- 水系名 阿武隈川水系
- 河川名 阿武隈川
- 幹川流路延長 239キロメートル(全国6位)
- 流域面積 5,400平方キロメートル(全国11位)
- 流域内人口 約128万人(令和2年度(2020年)国勢調査結果)
- 流域関係都県 福島県 宮城県 山形県
郡山市は阿武隈川の上流域に位置し、約22キロメートルが市内を南北に北上するように流れています。市内は流れも穏やかで、高水敷等の整備も進められています。また、河川敷においては、日出山水辺の小楽校やサイクリングロードなどの施設が整備され、市民の憩いの場となっています。
郡山市安積町付近を流れる様子
詳しくは、「阿武隈川水系の流域及び河川の概要(平成24年11月 国土交通省水管理・国土保全局)」をご覧ください。
阿武隈川水系の流域及び河川の概要[PDFファイル/7.55MB]
阿武隈川河道重ね図
阿武隈川の現河道と明治41年の旧河道を重ねた図面(参考図)になります。