現在地トップページ > 組織でさがす > 建設構想部 > 住宅政策課 > 郡山市営住宅長寿命化計画

郡山市営住宅長寿命化計画

ページID：0110924 更新日：2024年5月14日更新印刷ページ表示

昭和26年の公営住宅法制定以降、戦後の絶対的な住宅不足の解消を目的として、全国的に数多くの公営住宅が建設されました。その後、わが国では少子高齢社会、人口・世帯減少社会を迎えたことから、現在及び将来における国民の豊かな住生活を実現するため、平成18年6月に住生活基本法が制定されました。この住生活基本法の制定により、公営住宅等の役割もこれまでの「住宅ストックの量的確保」を重視する考え方から住環境を含めた質の向上へと変わり、維持管理においては対症療法型から予防保全型へ、「良いものを、きちんとメンテナンスし、長く大切に使う」という方向へと転換が図られました。

このような社会的背景のもと、公営住宅等については、将来の需要を的確に把握し、更新期を迎えつつある老朽化した公営住宅等の効率的かつ円滑な更新を行いながら長寿命化を図り、ライフサイクルコストの縮減（将来の財政負担の縮減）につなげていくことが重要となっています。

これを受け、郡山市では、市営住宅の長期的な視点に立った維持管理計画及び建替え・改善等の方針を定めた「郡山市営住宅長寿命化計画平成26年3月」を策定し、計画に基づき市営住宅の長寿命化のための維持管理を図ってきました。

計画を策定してから約10年が経過する中で、国の策定指針が改定されたほか、平成28年3月に市有施設全体の適正管理を目的とする「郡山市公共施設等総合管理計画」が策定されるなど、市営住宅を取り巻く環境は大きく変化していることから、これらの変化に対応した計画書へ改定することを目的として「郡山市営住宅長寿命化計画平成26年3月（令和6年2月改定）」を策定しました。