本文
日和田町の地名の由来
「日和田」の地名は、近世以前は、「部谷田(ヘヤダ)」「部和田(ヘワダ)」「辺和田(ヘワダ)」「戸和田」「此谷田」などと書かれていました。
相生集(天保元年<1830年>)には、「日和田」の記述があります。
いつの頃から「日和田」と書かれるようになったかは定かではありませんが、寛永の賦額や文書などに「部谷田」とあることから、寛永末<1643年>頃までは「部谷田」と書かれていたのでは、ないかと思われます。
また、松尾芭蕉の『奥の細道』に「檜皮」という記述がありますが、「日和田」の借字ではないかと言われています。
郡山市の花「花かつみ」の里「日和田町」