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郡山ユースワークショップ「学校のリアルとわたしたちが考える教育の未来-郡山市への提言」

4 質の高い教育をみんなに
ページID:0119749 更新日:2024年8月9日更新 印刷ページ表示

郡山ユースワークショップに参加した皆さん

開催概要

  • 目的:令和7(2025)年度から令和11(2029)年度の5年間を計画期間とする、新たな郡山市教育振興基本計画の策定にあたり、若者の意見や提案を計画策定に活用するため、中学生を対象としたワークショップを開催し、得られた提案や意見を計画策定におけるアイディアやヒントとして活用します。
  • 日時:令和6(2024)年7月31日(水曜日) 午前9時から午後3時
  • 場所:郡山市役所 本庁舎2階 正庁(グループワーク)・特別会議室(グループ発表)
  • 主な内容:(1)グループワークとディスカッション、(2)グループ発表と提言
  • 参加者:中学2年生26名(市立中学校・義務教育学校、郡山ザベリオ学園中学校から各1名)

モデレーターと大学生メンター

モデレーター:福島大学 人間発達文化学類 准教授・博士(教育学) 坂本 篤史氏

  • 専門分野:教育方法学、授業論、教師論
  • 研究内容:小中高等学校での授業研究と教師の学びについて研究
  • その他:OECD (経済協力開発機構) ラーニングコンパス (学びの羅針盤) 2030仮訳作成メンバー、市立芳山小学校や金透小学校、橘小学校での公開研究会、県立安積黎明高校や安積高校での社会活動も多数行っていらっしゃいます。

大学生メンター: 福島大学 人間発達文化学類の教職課程の大学生6名

開催内容

1. 開会・導入

教育長からの主催者挨拶の後、導入として、モデレーターの福島大学 人間発達文化学類 坂本 篤史 准教授から全体の流れ、グループワークでの話し合いの方法とポイント、そしてグループ発表の方法について説明をいただきました。

その後、大学生メンターさんの企画で、アイスブレイクを実施しました。自己紹介でグループ内の緊張がほぐれた後、チームで協力して行うグループ対抗のお絵描きゲームで、大いに盛り上がりながら、今日初めて会うグループのメンバーとの仲を深めていました。

大学生メンターさん企画のアイスブレイク Cグループのディスカッション

2. グループワーク

参加生徒からワークショップ前に提出いただいた事前課題シートの内容により、大きく6つのテーマに分け、各テーマで「(1)郡山市や学校のいいところ」「(2)郡山市や学校の良くしたいところ」「(3)未来の学校の姿」そして「(4)郡山市に提言したいこと」を話し合いました。


Aグループ「みんなが満足する部活動のかたちとは」
Bグループ「いじめのない学校づくりとより良い人間関係や学校生活に向けて」
Cグループ「より満足度の高い学校行事・生徒会・委員会活動に向けて」
Dグループ「時代に合った学校のルールづくりとは」
Eグループ「今求められる地域や他校との交流とは」
Fグループ「持続可能な学校、SDGsの取り組みとは」

Dグループのディスカッション Eグループのディスカッション


事前課題シートをベースに各中学校の状況やそれぞれの問題意識、意見や希望等をグループ内で議論・共有し、グループ発表に向け、グループとしての意見をまとめていきました。

各グループで様々な疑問や課題が出ましたが、大学生メンターさんのサポート、モデレーターの坂本先生のアドバイスにより、一つ一つクリアしながらグループ発表に向け、準備を進めました。

3. グループ発表

特別会議室に会場を移し、グループ発表を行いました。教育長をはじめ、郡山市教育振興基本計画審議会委員、報道関係者、参加者の保護者、所属中学校関係者など多くの方に聴講いただきました。

各グループの発表の後には質疑応答の時間も設け、市教育委員会、審議会委員、そして参加生徒からも活発な質問や感想が出され、発表生徒は自身の中学校の例を交えながら、しっかり受け答えをしていました。

Aグループのグループ発表 グループ発表に熱心に聞く聴講者

主な提言

 
グループ名・テーマ 主な提言
A「みんなが満足する部活動のかたち とは」
  • 外部指導者を招聘し、先生の負担を減らして、部活動時間を増加(+1h)
  • 部活動への参加自体を自由にする。遠距離の生徒も参加しやすいように途中参加・途中退出の自由を認める。
  • 多人数の学校は体育館の使用に限度あるので、地域の体育館を無料開放してほしい。
B「いじめのない学校づくりとより良い人間関係や学校 生活に向けて」
  • 生徒同士が話し合える機会を道徳や学活の時間を利用して増やしてほしい。
  • 他校との情報交換ができるように他校の生徒と交流できる場を増やしてほしい。例) 生徒会役員等がオンラインで交流
C「より満足度の高い学校行事・生徒会・委員会活動に向けて」
  • 現在、ほとんどの活動が先生の指示に従って行われているため、活動等に生徒の意見が反映されるように、先生と生徒が対等に話し合えるようにしてほしい。
  • 学校内だけではなく、地域住民の方々と交流できる行事を行いたい。
D「時代に合った学校のルールづくり とは」
  • 自分たちが信頼される大人になるために、みんなが納得する校則づくりをしたい。
  • 社会全体の常識と学校の教育目標にあっていて、自立や判断力が向上するような校則がつくれるような基準を作ってほしい。
E「今求められる地域や他校との交流とは」
  • 各学校や地域の文化を知り、刺激を受けて自分たちのより良い学校づくりにつなげるため、地域や市内外の学校との交流の機会や会場を設けてほしい。
  • いろんな方々と話をしたり、インタビューをしたりすることで、コミュニケーション能力を鍛えるとともに、新たな知識や刺激を受けてやる気をだしたい。
F「持続可能な学校、SDGsの取り組みとは」
  • すぐに取り組めること、自分たちだけでは取り組めないことを段階的に取り組みクリアしていくようにする。
  • 取り組みの見える化をしてほしい。(段階に応じた取り組みがどんな影響を与えることができたかを統計として提示し、学校内だけではなく地域でも共有できるようにする。)
  • SDGsの知識を深める機会を設けてほしい。

 

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