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マイナポイント申請をサポートする業務に関して
5月26日に郡山市役所特別会議室において、品川萬里市長、渡辺豊市民部長が本市が設置しているマイナポイント申込支援窓口で別人のキャッシュレス決済サービスが登録された件について記者発表を行いました。
要旨
5月25日に総務省から別人にマイナポイントを付与した事例が90自治体113件あったと発表がありましたが、同様の事例が本市におきましても確認されました。
本市が開設しているポイント申込手続支援窓口において、ポイント申込サイトからポイントを紐づけする際に、誤って別人の決済サービスの登録を行ったものです。
総務省の相談窓口と協議中でありますが、まだ、明確な対応方針はいただけておりません。
なお、今回の対象となる市民の方とは連絡が取れており、総務省における対応方針が確定次第、しかるべき対応を取らせていただきます。
概要については、以下のとおりです。
概要
事例の概要
- ポイント申込手続支援窓口での申込をサポートする業務において、前の方のサポート終了時にログアウトせず、次の方のサポートを行ったため、前の方(Aさん)のマイナンバーカードに、次の方(Bさん)のキャッシュレス決済サービスが登録されてしまいました。
- これにより、Bさんのキャッシュレス決済サービスにマイナポイントが追加されましたが、Aさん名義としてポイントが追加されたこととなったため、Aさんがマイナポイントの申し込みができない状態となっています。
- 本事例が発生したのは3月20日で、対象者(Aさん)が3月27日に再度、ポイント手続をするために支援窓口を訪れた際に登録した覚えのない決済サービスが紐づいていることが判明し、今回の事例を覚知するに至りました。
経過
日付 | 内容 |
---|---|
3月20日 |
Aさんがマイナポイント申込支援窓口を訪問。 マイナポイント申込サイトにログイン後、マイナポイントの申込をせずに帰宅。 (この際、サポートしたスタッフ(業務受託者 株式会社フルキャスト社員)がログアウトしたことを確認しなかった。) |
同日(Aさんの直後) |
Bさんが同窓口を訪れ、マイナポイントの申込を行った。スタッフが操作のサポートを行った。 |
3月27日 |
Aさんが再び支援窓口を訪問。マイナポイントの申込を行おうとしたところ、申込済の状態となっていた。 |
3月28日 | 委託業者にて調査の結果、AさんのマイナポイントがBさんのキャッシュレス決済に登録されていることを確認 |
同日 | 委託業者から郡山市に報告 |
同日 | 郡山市から総務省マイナポイント事務局に報告、対応についての指示を仰いだ。 |
4月6日 | 総務省マイナポイント事務局からAさん、Bさんへの聞き取りを指示された。(実際の操作等) |
4月20日 | 総務省マイナポイント事務局に聞き取り内容を報告(実際の操作等) |
5月18日 | 総務省マイナポイント事務局から再度聞き取りを指示された。(Bさんのポイントを回収することの同意等) |
5月23日 |
総務省マイナポイント事務局に聞き取り内容を報告、併せて今後の指示を仰いだ。 総務省マイナポイント事務局より ・Aさん、Bさんのポイントがどうなるかはこれから検討される。 ・今後、郡山市としての対応は特に必要ない。 |
5月26日 現在 |
総務省マイナポイント事務局へ再度電話で本市が行うべき対応につていて問合せ 総務省マイナポイント事務局より ・23日に申し上げたとおり、新しくお伝えできることはありません。 |
- ※総務省マイナポイント事務局は、総務省がマイナポイントを委託している事業者が運営しています。
再発防止策
窓口委託業者に対しては、総務省から発出されているマイナポイント支援に係るマニュアル順守の徹底を指導し再発防止に努めてまいります。