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焼却灰の貴金属リサイクルに取り組んでいます

11 住み続けられるまちづくりを12 つくる責任 つかう責任
ページID:0106340 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

サーキュラーエコノミーを推進する取組みとして、富久山、河内両クリーンセンターから発生する焼却灰のうち、落下灰に含まれる貴金属類(金・銀・銅など)のリサイクルを開始しました。

落下灰は、ストーカ式焼却炉の火格子の隙間から落下する焼却灰で、焼却灰のなかでも鉄や非鉄金属の含有率が比較的高い傾向にあり、都市鉱山として期待されています。

実施の内容

落下灰を再資源化業者へ売却し、再資源化業者において篩分けを行い、回収した貴金属類をリサイクルします。

  • 年間取引予定量・・・約200トン(各クリーンセンター100トン)
  • 年間収入見込み額・・・約220万円
  • 施設改修に係る費用・・・1,793万円

落下灰の貴金属リサイクルの流れ

1 火格子の隙間から落ちた落下灰は、専用のコンベアで搬送され、回収装置に滞留します。

 

落下灰回収のイメージ

2 回収装置に滞留した落下灰は、運搬用のドラム缶に移し保管した後、再資源化業者へ引渡します。

落下灰の回収風景

3 再商品化業者で選別作業を行い、非鉄精錬会社へ引き渡され、貴金属にリサイクルされます。

リサイクルの流れ


本事業による効果

  • 売却による収益 220万円/年
  • 埋立経費削減額 254万円/年 (運搬経費や埋立地の造成に係る経費等)
  • 年間埋立量の約1%が削減でき、埋立処分場の延命化が図れます。