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vol.9_株式会社アサヒ研創
リビング郡山・令和3年2月26日発行号8面[PDFファイル/300KB]
UD担当者の取材日記
今回は、製品のユニバーサルデザインのご紹介です。
珍しい楕円形のカップは、人が物をつかむときに、手が自然と半楕円形になることから、少ない力で持ちやすいのだそうです。木製なので、軽いし落としても割れにくく、安全ですね。
うちわの形をした太鼓は、片手で軽く振るだけで、楽しい音を奏でてくれます。持ち手には紐がついていて、手首に通して使うことで落としにくいです。さらに、紐が何かに引っかかったり締め付けたりして怪我をしないようにとの配慮から、敢えてゆるめに取り付けているそうです。
この形は使いにくくないかな?危なくないかな?これを使った人は、笑顔になってくれるかな?と、いつも見えない誰かのことを思いやっている、アサヒ研創さん。
木の香りに包まれて、さらにあたたかい心に触れることができ、ほっとする取材となりました。