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多様な性について考えよう!
みなさんは「性的マイノリティ」という言葉をご存知ですか?
性的マイノリティは、「LGBT」の方など、何らかの意味で「性」の在り方が大多数の人とは異なる方々のことをいいます。
性的マイノリティの方の人数の割合は、一説には「左きき」と同じ割合で13人に1人ともいわれており、その中には、人との違いが理解されず、「息苦しさ」や「生きづらさ」に悩み、日常の何気ない言葉に傷ついてる人たちがいます。
このような現状の中で、性の多様性について考え、性的マイノリティについて理解を深めていただくことは、社会的にみても大切です。
郡山市では、平成30年度に策定した「第三次こおりやま男女共同参画プラン」における施策の方向の1つに「多様な価値を尊重する社会への環境整備」を掲げており、各種啓発や情報発信などに取り組んでいます。
性の多様性とは
「性」と聞くと、多くの方は戸籍上の性別をイメージすると思いますが、「性」は「生物学的性」「心の性(性自認)」「好きになる性(性的指向)」という観点があると言われており、性のあり方は女と男の2通りに明確に分けられるものではありません。
男女の間はグラデーションであり、境界はないことから、100人いれば100通りの性のあり方があり、人それぞれ様々なのです。
LGBTとは
LGBTとは、L:レズビアン(女性同性愛者)、G:ゲイ(男性同性愛者)、B:バイセクシャル(両性愛者)、T:トランスジェンダー(身体と心の性が一致していないため身体の性に違和感を持ったり、心の性と一致する性別で生きたいと望む人)の人たちの総称です。
性的マイノリティについて学んでみませんか
出前講座「さんかく教室」
郡山市では、人権の大切さや男女共同参画に関する専門の講師を無料で派遣する出前講座「さんかく教室」を行っており、この講座のメニューの1つに性的マイノリティに関する講座があります。詳しく学んでみたい方は、男女共同参画課までお問合せください。
※この講座は10名以上のグループを対象としています。
福島県「多様な性に関する職員ハンドブック」
福島県では、「多様性に寛容で差別のない共に助け合う地域社会(県)づくり」を掲げ、多様な性に関する基礎的知識や日常の業務において配慮すべき事項を記載した職員向けのハンドブックを作成しました。
本ハンドブックは、行政関係者だけではなく民間企業等でも参考としていただけるよう県ホームページに掲載してあります。
日々の業務の手引きや職員研修のテキストとして、是非御活用ください。
福島県「多様な性に関する職員ハンドブック」<外部リンク>
法務省作成動画「多様な性について考えよう!」
法務省では、性的指向や性自認に対する差別をなくすために、多様な性に関して理解を深めてもらうための動画を配信しています。この動画をとおして、性の多様性についてみなさんで考えてみませんか?
多様な性について考えよう!(法務省)<外部リンク>
多様な性のあり方や性的マイノリティに関する相談窓口
性的マイノリティの学校生活に関する相談窓口(総合教育支援センター)
総合教育支援センター
- 電話番号 024-924-2541
- 住所 郡山市桑野一丁目2-3 ニコニコこども館5階
- 相談日時:平日(祝日を除く月曜日~金曜日)午前8時30分~午後5時15分
よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター)
- 電話番号
- 被災地専用0120-279-226(宮城県・岩手県・福島県からのみ利用できます)
- 全国対象 0120-279-338
- 相談日時:年中無休
- その他
- 最初に音声ガイダンスが流れます。
- よりそいホットラインホームページ<外部リンク>