本文
久米正雄撮影フィルム修復事業成果報告会
報告会を開催します
郡山市×横浜市立大学連携事業「久米正雄撮影フィルム修復事業成果報告会」開催(2025年10月11日)
100年前の貴重映像!久米正雄が捉えた文豪たちの知られざる素顔
郡山市では、令和2年に郡山市と横浜市立大学とで締結した「『こおりやま文学の森資料館』所蔵フィルムに係る協定」に基づき、久米正雄が撮影したフィルムの修復を実施してきました。
令和7年度中に全てのフィルムのデジタル化が終了することから、成果報告会を開催します。
開催概要
日時
2025年10月11日(土曜日)午後1時30分から午後3時30分(午後1時開場)
対象
どなたでも
定員
200名程度
参加費
無料
場所
郡山市役所本庁舎2階 特別会議室
プログラム
- 事業成果報告
(郡山市文化振興課、横浜市立大学 庄司教授) - 基調講演
~フィルムの中の作家たちー 修復されたフィルムからわかること~(日本大学 山岸郁子教授) - パネルディスカッション
(横浜市立大学 庄司教授、日本大学 山岸教授、慶應義塾志木高等学校 小澤教諭)
登壇者
横浜市立大学国際教養学部教授 庄司 達也(しょうじ たつや)さん
横浜市立大学国際教養学部教授。芥川龍之介を中心に日本近代文学、文化の領域について研究、出版メディアと作家、読者の関係にも関心を持つ。また、作家が聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するコンサートを企画・開催するなど、同時代芸術との関係にも注目している。
日本大学経済学部教授 山岸 郁子(やまぎし いくこ)さん
日本大学経済学部教授。北海道出身。日本近代文学、久米正雄を中心とする第四次『新思潮』の同人と文壇状況についての研究を行なっている。今回企画の関連論文として、「 文壇」の力学についての一考察(『語文』)、「文学館、文豪、そして本当の資源とは」(『早稲田文学』)、「『文豪』イメージを消費するということ」(『横光利一研究』)、「フィルムの中の作家たち」(『文学』岩波書店)がある。
慶應義塾志木高等学校 小澤 純(おざわ じゅん)さん
慶應義塾志木高等学校教諭。愛媛県出身。日本近代文学、特に芥川龍之介とその周辺、太宰治とその周辺を研究。「菊池寛〈啓吉もの〉と芥川龍之介〈保吉もの〉の間――新思潮派という〈物語〉に棲むキャラクター達」(『「私』から考える文学史』)、「第四次『新思潮』の〈物語〉をリロードする――久米正雄『風と月と』と週刊誌メディア」(『戦前期週刊誌の文学と視覚表象』)など。
チラシ
久米正雄撮影フィルム修復事業成果報告会_チラシ [PDFファイル/3.12MB]
お問合せ
郡山市文化スポーツ観光部文化振興課
Tel 024-924-2661
E-mail bunka-shinko@city.koriyama.lg.jp