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ペットとして鶏や小鳥を飼っている方へ(鳥インフルエンザについて)

ページID:0007196 更新日:2024年1月18日更新 印刷ページ表示

 

 

鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザとは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥類の伝染病です。

鳥インフルエンザのうち、鶏に対して高い致死性等が確認されたものを高病原性鳥インフルエンザといい、感染群では死亡率が突然上昇します。症状としては、顔面・とさかや脚が腫れたり、元気や食欲がなくうずくまったり、卵を産まなくなったり、呼吸器症状など様々な症状を示します。

鳥インフルエンザは、ペットの鳥にも感染します。鳥の飼育にあたっては、下記の「ペットの鳥の管理について」に注意してください。

ペットの鳥を飼育している皆さまへ

これまでの科学的知見によれば、鳥インフルエンザが、鶏やアヒルの他にもいろいろな種類の鳥に感染することが知られています。しかし、県内で高病原性鳥インフルエンザが発生したからといって、家庭で飼われている鳥が直ちに危険だということではありません。ウイルスを運んでくる可能性がある野鳥や野生動物と接触させないように飼育し、鳥の体やフンに触れた後は手洗いとうがいをしていただければ、過剰に心配する必要はありません。

飼育中の鳥を野山に放したり、処分するようなことはせず、冷静な対応をお願いします。

ペットの鳥の管理について

こまめに清掃と消毒を行いましょう。

鳥を飼っている場所や給水容器、エサ箱等の飼育器具はこまめに清掃・消毒を行いましょう。また、その際は手袋とマスクを着用し、フン等に直接触れないようにしてください。​

鶏などの飼育小屋等の出入り口には「踏込み消毒槽」を置き、小屋に出入りする際に靴裏の消毒をしてください。

消毒の方法

鳥インフルエンザウイルスは、市販されている消毒薬で容易に死滅するウイルスです。消毒を行う際には以下のことに注意してください。

消毒を行う前に
  • 消毒作業に取り掛かる際には、ゴム手袋、ゴーグル、マスク、帽子等を着用しましょう。
  • 消毒の前には必ず掃除をしましょう。ゴミやほこり、フン等が残った状態で消毒をしても、十分な効果は期待できません。
  • 場所や物の材質に適した方法で消毒しましょう。例えば、室内の場合は床材に合わせた消毒薬を噴霧できますが、土面は消毒薬の効果が著しく損なわれるため、土面の場合は消石灰の散布が有効です。
  • 消毒薬は容器等に記載されている用法、用量、使用上の注意をよく読んでから使用してください。また、消毒薬の誤飲や誤用に注意して、薬剤はきちんと保管しましょう。
よく使用される消毒薬の例1:「逆性石けん(液体)」
  • 成分名:塩化ベンザルコニウム
  • 希釈濃度:200~500倍(希釈方法の例:200倍に希釈する場合は、水20Lに消毒薬を100cc加える。)
  • 使用方法:噴霧器やジョウロ等を用いて飼育小屋(ケージ等含む)全体に散布します。特に小屋の出入口は念入りに消毒しましょう。
​​よく使用される消毒薬の例2:「消石灰(粉末)」
  • 成分名:水酸化カルシウム
  • 使用方法:小屋周辺の地面や、掃除したフンの上に薄くふりかけます。園芸用に市販されているものを利用でき、強いアルカリ作用による消毒効果があります。
  • 注意事項:水溶液はアルカリ性のため、粘膜・皮膚を侵します。利用の際は十分に注意してください。

野鳥や野生動物との接触を避けましょう。

庭や池での放し飼いは控え、飼育小屋内で飼養しましょう。ネズミ、ハエなどの駆除を行うとともに、飼育小屋は点検、補修して、野鳥や野生動物が侵入できる穴などはふさぎます。また、屋内で飼養している鳥については、ケージ等を屋外に出すことを控えましょう。

エサ場や水飲み場に野鳥を近づけないようにしましょう。

野鳥のフンなどがペットの水やエサを汚染しないようにしましょう。エサや水はこまめに取り替え、野鳥が飛来する池や川の水を鳥類の飲み水に利用するのはやめてください。​

 

これらのことは、鳥インフルエンザウイルス以外の、鳥が持っているかもしれないウイルスや細菌、寄生虫から自分の身を守ることにもつながります。

​ペットの鳥に異常を認めた場合について

鳥の健康異常には、鳥インフルエンザ以外にも様々な原因があります。

元気がないなど、健康異常が見られた場合には、まずはかかりつけの獣医師にご相談ください。​

ペットの鳥が死んでしまった場合について

鳥が死んでしまう原因には様々なものがありますので、鳥が死んでしまったからといって直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。原因が分からないまま、鳥が次々に連続して死んでしまうということがない限り、鳥インフルエンザを心配する必要はありません。

原因が分からないまま、鳥が連続して死んでしまったという場合には、その鳥に素手で触れたり、土に埋めたりせずに、なるべく早く、お近くの獣医師又は郡山市保健所生活衛生課(024-924-2157)にご相談ください。

郡山市内の鳥インフルエンザ相談窓口一覧

  • 愛玩鳥(ペット)に関すること
    郡山市保健所生活衛生課動物愛護係(電話024-924-2157)
  • 野鳥の死がい及び異常鳥に関すること
    福島県県中地方振興局県民生活課(電話024-935-1295)
    郡山市園芸畜産振興課畜産係(電話024-924-3761)

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