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近年、精神科病院に入院する患者の早期退院が促進されており、それに向けて地域で暮らし始める患者に向けて、福祉サービスの案内や、実際に退院した人の体験談、生活の知恵、具合が悪くならない(悪くなったときの)相談先など地域生活に必要な情報をまとめたガイドブックを発行してほしいです。
本市では、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第77条に基づき、誰もが地域で安心した生活を送れるように、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向け、現在、市内2地区において協議会を設置し、サポート体制整備の取り組みを進めているところです。
また、本市では、福祉制度のガイドブックとして「障がい福祉のあんない」、福祉サービスのパンフレットとして「みんなで支える障がい者の自立」、各種相談窓口のリーフレットとして「こころと生活を支える相談窓口いろいろ」を作成し、地域生活をスタートする方に対し、必要な情報を市ウェブサイトに掲載するとともに庁内や各関係機関にリーフレット等を配布し、周知しております。
現在、福島県では、県内を4地域に分け、精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築の取り組みを進めており、本市は県中・県南地域のシステム構築推進連絡会のメンバーとして、当該地域における地域移行支援ガイドブック作成に向けて、関係機関と協議を進めているところです。
(保健所保健・感染症課)
夜盲と視野狭窄のある家族がいます。日常はほぼ自立してできますが、夜盲のために活動時間に制限ができ諦めなくてはならない事が多くあります。 暗所視支援眼鏡というものがあり、全国100近くの自治体で補助が出ています。郡山市でも検討してください。
本市では、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第77条の規定に従い、郡山市地域生活支援事業実施規則を定め、同規則第16条に基づき、障がい者の方などが自立した日常生活を営むことを容易にするための用具の給付及び貸与を行う日常生活用具給付等事業を実施しております。
御意見のありました、暗所視支援眼鏡につきましては、本市では現時点において日常生活用具給付等事業の給付対象品目としておりませんが、社会状況や生活環境の変化に対応するため給付対象品目については、随時見直しを行っております。今後においても、障がい者の方などの日常生活の利便性向上を図ることができるよう、デジタル技術を活用した支援用具の開発等が進んでいることなども踏まえ、他自治体の給付状況等の調査を行いながら、給付対象品目への追加に向けた検討を進めてまいります。
(障がい福祉課)