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令和6年度 防災・市民安全(災害対応・避難所)

ページID:0127298 更新日:2024年11月1日更新 印刷ページ表示

投稿内容一覧

避難所開設の判断New

令和6年9月受付分

投稿内容(避難所開設の判断)

 8月31日 13時に、突然スマホから緊急情報を伝えるサイレンのような音が鳴った。
 その音はYahoo防災からの速報を伝えるものだった。内容を確認すると、郡山市で避難所開設とのこと。避難所開設? 台風10号??
 31日の13時現在 台風10号は迷走していたが、福島県に影響を及ぼすような想定はされておらず、29日に放送されたテレポートプラスでも台風の被害はないと言っていた。
 また、進路、気圧配置、前線など確認しても多少の雨は降るが、阿武隈川などが溢れるような雨の予想は誰もしていません。避難所を10箇所も開設する判断は、いったい誰がしているのでしょうか?今回、福島県内で避難所を開設したのは、郡山市だけでした。

回答

 本市においては、台風第5号の接近に伴い、災害対策基本法第23条の2及び郡山市地域防災計画に基づき、8月11 日に 郡山市災害 対策本部を設置し 、災害対応に当たったところであり、台風第7号及び台風第 10 号においても本部体制を継続し、全庁的な防災体制 の 確保 に万全を期してき たところであります。
 台風などに備えた避難所の開設に当たっては、台風の進路をはじめとする気象予測等をもとに、本市に影響を及ぼす可能性がある場合に、不安に感じる市民の皆様が明るい時間帯に早期に避難できるよう、本市地域防災計画に基づき、「自主避難所」を開設してきたところであります。
 台風第10号への対応につきましては、2024年8 月30 日11時35分に気象 庁が 発表した「令和6年台風第 10 号に関する情報 第134 号」において、・西日本では台風 本体の発達した雨雲により、激しい雨が降っている所があり、また、 台風本体から離れた東日本でも、台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れこんでいるため、断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降っている所がある。
・台風の動きが遅いため、西日本や東日本では総雨量が多くなる所がある見込みであり、 31 日にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある。等と 示されたことや当該台風の進路予測が刻々と変化していること等を踏まえ 、 台風から離れた本市においても、 市民の安全を確保するため、 急激な天候悪化への備えとして、 8月31日13時から自主避難所 10 か所を開設したところであり、その後9月1日正午に台風から熱帯低気圧となり、本市への直接的な 影響 の可能性が低 くなったことから、同日 15 時をもって全て閉鎖した ところであります。

(防災危機管理課)