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・重度障がい者へのおむつ代補助についてNew
・おむつ券の給付額についてNew
・障害児・者の遊び場についてNew
郡山市の障害者へのオムツ助成についてですが、 現在は身体障害者手帳(肢体不自由児)の方のみ対象かと思います。他自治体では療育手帳A(知的障害重度以上)も対象のところも多いです。
知的重度の場合、コミュニケーションが取れない、意思表示ができないことが多く、成人してもオムツが取れない場合もあります。国の補助である特別児童扶養手当も所得制限があり、もらえない家庭もあります。重度知的障害の場合、頻繁に物を破壊する、脱走、危険行為への対策として家庭での金銭的な負担が多いです。しかし、身体の障害と比較してリフォーム代等の補助等もありません。
特別児童扶養手当が所得制限で受け取れない家庭では金銭的な負担が大きいです。特別児童扶養手当は国の制度のため改善は難しいと思いますが、自治体で実施しているオムツ補助については検討していただけないでしょうか。
療育手帳Aをオムツ助成の対象にしている自治体は多くあります。療育手帳Aを所持かつ、オムツを使用している家庭は多くないと思います。
少数派を切り捨てず、前向きに検討していただきたいです。よろしくお願い致します。
本市では、郡山市在宅重度障害者対策事業要綱に基づき、在宅の重度障がい者の方に対し、福祉の増進を図るため、治療材料給付券(紙おむつ券)を、次の要件のすべてに該当する方を対象に交付しております。
(1) 在宅の方(ただし、介護保険法に規定する要介護認定において、要介護の 認定を受けた65歳以上で市民税非課税の方を除く)
(2) 身体障害者手帳1級若しくは2級の方、又は同程度の障がいのある方で、下肢又は体幹に障がいがある方
(3) 知覚、膀胱及び直腸障がいその他運動機能障がいを持つ方
(4) 現に褥瘡、尿路感染症、膀胱炎、排泄障がいなどの症状を有し、又は予防のための日常生活において、治療材料を用い医療的処置を必要とする方
この事業は、重度の障がいがあり、在宅で日常的に医療的処置が必要となる方を対象に、紙おむつのほか、医療用ソフトシーツ、両面バンソーコー等を給付するものでありますことから、現時点では、上記の対象者の見直しを行う予定はございませんが、今後、他の自治体における同種同類の助成事業について情報収集を行ってまいります。(障がい福祉課)
公共施設のトイレに介助用ベッドを設置してください。よろしくお願いします。
本市の公共施設における介助用ベッドが備え付けられたトイレは、令和7(2025)年4月末現在、郡山市中央公民館に4か所、郡山市公会堂に1か所、宝来屋ボンズアリーナ(郡山総合体育館)に1か所整備されています。また、郡山市障害者福祉センターにおいては、移動式介助ベッドを1台配置しておりますので、必要に応じて利用することが可能です。
公共施設のトイレに介助用ベッドを設置するためには、介助用ベッドを設置するためのスペースの確保やそれに伴う構造の見直しなども必要となりますことから、今後、公共施設の大規模改修や新たな公共施設の整備に併せ、障がいをお持ちの方々のニーズに応えられるよう介助用ベッドを備えた多機能トイレの整備に取り組んでまいります。
なお、AGCエレクトロニクス郡山カルチャーパークなど保健室・医務室等がある公共施設においては、状況に応じて、設置してあるベッドの利用ができますので、各施設にお問い合わせください。
(障がい福祉課)
おむつ券3000円の給付を受けています。が、ここ数年の物価高、給与が増えないなどで家計の負担が重く大変困っています。 おむつ券で購入出来る物も軒並み値上がり、自己負担が以前より大きくなっています。
できれば、補助額をもっと増やしていただければ助かるのですが。検討よろしくお願いします。
本市では、昭和56年7月に制定した郡山市在宅重度障害者対策事業要綱に基づき、在宅の重度障がい者の方に対し、福祉の増進を図るため、紙おむつ券及びストーマ券を支給しておりますが、そのうち、紙おむつ券につきましては、月額3,000円を給付券として交付しています。
昨今の物価変動に応じた給付額の見直しにつきましては、今後の物価動向について注視するとともに、品目ごとの価格の変動の状況や利用状況などについての分析をもとに見直しを検討することが必要であり、現時点において、直ちに物価変動に応じた給付額を設定することは難しいことから、当面は、現行の給付額を維持しながら事業を実施していく考えでありますので、御理解いただきますようお願いいたします。
今後につきましても、物価の変動状況等を踏まえ、他の自治体の動向についても情報収集を行ってまいります。
(障がい福祉課)
障害児・者が遊べる場所が少ないです。特に重度の障害があり、体が大きくなると周囲への迷惑を考え、遊び場に連れて行けません。障害児・者にとって体を動かすことは非常に重要な意味があり、身体・精神の安定につながります。
他県では障害者スポーツセンター(例、新潟県障害者交流センター等)のようなプールやプレイルーム、体育館等の設備がそろった施設があります。福島県の西郷村や郡山市の福祉センター等では体育館しかありません。
こういう施設があれば1番ですが、新設は難しいのであれば、既存の施設で障害児・者専用で使用できる時間等を設けてもらいたいです。例えばですが、ペップキッズで月に一度障害児・者が使える日や時間帯を設けるなど。ペップキッズの遊具は感覚統合として、障害児の発達に良い影響を与えるものが多いです。
4月2日は世界自閉症啓発デーです。例えばその週間にあわせて年に1日でも障害児・者が利用できる日があれば、とても嬉しく思います。
どこにご意見すればいいか分からず、こちらに意見しましたが、ぜひ検討していただきたいです。
本市では、障がいをお持ちの方の自立の促進及び身体機能の向上を図ること等を目的に、地方自治法第244条第1項の規定に基づき郡山市障害者福祉センターを設置しています。郡山市障害者福祉センターには、体を動かすことができる場所として体育室のほかトレーニング室があり、多少ではありますがボールやソフトブロックなどの遊具もございます。
また、毎年8月に障がいがある、または発達がゆっくりな児童を対象とした夏休みイベントを開催しており、体操や縁日を楽しむことができますので、ぜひ御利用ください。
(問合せ先:郡山市障害者福祉センター Tel:934-5811)
なお、障がい児・者のみの解放日・時間帯につきましては、現在設けておりませんが、利用者の状況やニーズ、他自治体における取扱い等を踏まえ、今後検討してまいります。
なお、ペップキッズ郡山におきましても、障がい児・者の方にも日ごろから分け隔てなく御利用いただいているところであり、スタッフであるプレイリーダーが寄り添いながら安心して御利用いただけるよう努めているところですので、当該施設の御利用についても是非御検討ください。
(障がい福祉課)