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令和7年度 観光・交通(その他)

ページID:0150073 更新日:2025年5月26日更新 印刷ページ表示

投稿内容一覧

新交通システム自走式ロープウェイ設置についてNew

市役所駐車場でのカーシェアリングサービスについて​​New

令和7年4月受付分

投稿内容(新交通システム自走式ロープウェイ設置について)

 駅前再開発についてはいろいろ意見が出ていますが、大きな病院の跡地などでは民間の主導により、マンション兼ショッピングセンターのような施設が駅前再開発事業として建設されています。 
 また、道路も日の出通りの拡張事業などが施行されています。 
 しかし、これらの建設事業が、東北の中核都市としての郡山市に人が集まり、 企業が進出し、人口が増え、市が発展する中心となる事業かというと、私はそうは思いません。
本当に市が発展しようとするなら、もっと新しい、大胆な発想を持って取り組むべきと考えます。郡山が発展するためには仙台のように人が常にたくさん集まってくる状況を作らなければなりません。 
それには他の都市がやったことがないことを他の自治体に先駆けてやることです。先人の安積開拓の苦労を思えば、その精神に立ち返って考えるべき時であると信じます。 
 最初に述べたように、郡山が発展するためには人が、常により多く集まる場所にしなければなりません。現状の郡山はどうでしょう、他の地域の人に郡山の自慢できるところやもの、有形無形文化財などをこれだと断言できる人は少ないでしょう。他の自治体はその名物や景勝地が直接自治体の経済と結びついていることが多いですよね。郡山はというと、楽都郡山、鯉の町郡山などとPRしているようですがいずれもインパクトは低くいまいちという感はぬぐえません。やはり他の自治体にはなく、中核都市としてのさすが郡山だというものをこれからの若い世代の人たちに造っていってもらわなければ、郡山はやがて埋もれていくでしょう。人をたくさん集めるには何が必要だろう。やはり現在のバスを中心とした交通インフラの改革が必要だと思いました。

 それにふさわしいものは何かと考えると、最初に「モノレール計画」あるいは「LRT」 計画が浮かびました。 
調べたところ、過去に商工会議所でそういう提案があったようです。モノレールなら、時間も正確だし交通渋滞に巻き込まれることもなく、自動化も可能であるのでバスやタクシー 
と違って、人手不足や交通渋滞の問題も解決出来ます。 ただ一つ問題なのは、高架橋を作るための費用が莫大にかかることです。ではどうしたらと思っていた矢先、SNSのニュース 欄で自走式ロープウェイ、ジッパーというものがあることを知りました。しかもそれが福島県内の南相馬で実験施設があり、試験走行をしていて今年1kmの長いレールを作って 実用化に向けて試験走行することが伝えられていました。しかも数か所の自治体から問い合わせや引き合いが来ているとのことです。おそらく郡山市の都市計画担当の方もご存じではないかと思います。

 この自走式ロープウェイというのは、観光地などで使用しているロープウェイは一本のワイヤーでゴンドラを吊っていてワイヤー自体を機械で巻き取ることで動いていますが、自走式ロープウェイは、直線通路は二本のロープに台車を載せて、その台車に本体を吊り下げ、バッテリーで自走するシステムです。カーブなども自由に設計でき、カーブ部分のみ金属製のパイプが使用されます。

 乗車人数は12人を予定していて、それを何台も間隔をあけて走行させるということです。かんじんの設置費用はというと概算で、1kmあたり15億円でモノレールの5分の1で済むとのこと(ちなみにLRTは1kmあたり 46億円)ですからかなり実現可能な代物です。しかも通常の道路に設置するので特殊な場所を除き、用地買収をしなくても済むようです。現在の郡山のバスの不便さ解消やこちらを利用することで交通渋滞の大幅な緩和が期待され、市を訪れる人や老人や子供も安心して乗れる乗り物で、 道路のある場所であれば容易に設置できるので後から延長も可能でしょう。何よりも全国の自治体に先駆けて設置することで、インパクトは大きいと思います。そして市内どこへ行くにも便利になり、ビッグパレットや郡山カルチャーパーク、美術館、名所旧跡、観光地などへ駅から容易にタイパよく行けるので市外からも大勢の人が訪れる原動力になることでしょう。郡山市もこれを将来の交通インフラの主体として交通インフラの改革に着手し、 郡山の名を全国に知らしめていただくようお願いいたします。 

回答

 御提案いただいた自走式ロープウェイ(Zippar)は、Zip Infrastructure株式会社が本社を南相馬市に構え、現在開発の最終段階のフェーズ4の実験や実用化に向けた導入調査等を進めていることを伺っております。当手法を含めたいわゆるロープウェイ等につきましては、鉄道事業法に規定する「索道事業」に位置づけられており、同法第32条に基づき、国の許可を得て運行することとなります。
当手法については宇都宮市が導入しているLRTの整備費用(1km当たり約46億円)と比較し、整備費用が低コストに抑えられる可能性や慢性的な交通渋滞の緩和等の寄与する可能性があると認識しています。
 一方でZipparを導入すると仮定した場合には、効率的な運行ルートの設定や道路法等の関係法令の取り扱いをはじめ、公共交通事業者や道路管理者等との事業調整、多額の整備費用(1km当たり約15億円)等の課題もあることから、各地の調査・実験結果を注視してまいります。
 今後においても、これら新たな手法や既存の路線バス、鉄道、乗合タクシーなど様々な手段を含め、地域特性を踏まえた交通サービスの提供に向け、国・県・交通事業者・学識経験者・市民の代表等で構成される「郡山総合都市交通戦略協議会」の意見を伺いながら、持続的で利用しやすい交通ネットワークづくりを進めてまいります。(総合交通政策課)

 

投稿内容(市役所駐車場でのカーシェアリングサービスについて)

 市役所駐車場にカーシェアリングサービスを設置してほしい。

回答

 カーシェアリング事業は、道路運送法第80条第2項に基づき、国の許可を得た民間事業者が実施しており、市内のカーシェア・ステーションをWebサイトで確認したところ、タイムズカー様が24箇所、オリックスカーシェア様が3箇所設置しています。
 今回、お問い合わせの市役所駐車場へのカーシェア・ステーションの設置は、事業者から御提案いただいた際、郡山市財産規則第28条に基づき、民間事業者と施設管理者が協議することとなります。
 当事業は、近年において普及が進み、自動車を所有していない方でも気軽に利用できる手段として、多くの方々に御利用いただいているものと認識しており、今後においても、MaaSやAI等、新たな技術を活用した取り組みなども含め、様々な関係者と連携し、すべての人が安心して円滑に移動できる交通ネットワークづくりに努めてまいります。

【参考】
《道路運送法》
(有償貸渡し)
第80条 自家用自動車は、国土交通大臣の許可を受けなければ、業として有償で貸し渡してはならない。ただし、その借受人が当該自家用自動車の使用者である場合は、この限りでない。
2 国土交通大臣は、自家用自動車の貸渡しの態様が自動車運送事業の経営に類似していると認める場合を除くほか、前項の許可をしなければならない。

《郡山市財産規則》
(行政財産の貸付け)
第28条 公有財産管理権者は、法第238条の4第2項から第4項までの規定により行政財産を貸付けようとするときは、当該行政財産を借り受けようとする者から、公有財産借受等申請書(第13号様式)を提出させなければならない。
2 公有財産管理権者は、前項の規定により公有財産借受等申請書の提出があった場合は、次に掲げる事項を明記して意見を付し、契約書案を添えて、当該行政財産の貸付けについて市長の承認を受け、又は市長に協議しなければならない。
(1) 貸付物件の所在、区分、種目、構造及び数量
(2) 貸付相手の住所及び氏名
(3) 使用目的及びその理由
(4) 貸付期間及び貸付条件
(5) 貸付料の額
(6) その他参考となる事項

(総合交通政策課)