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現在「郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業」が進められていますが、この開発に関して以下の点を教えてください。
(1)周辺道路
開発に伴い、代官小路などの再整備の予定はあるのでしょうか。駅から近いこともあり、電線地中化等の高質化を行い、若い人たちがおしゃれして歩きたくなるような整備をしても良いと考えます。
(2)開発ビルのテナント
ハイタワー型のきれいな建物に生まれ変わるのは、とても楽しみですが、建物の代官小路側の内容はどのような計画でしょうか。デザイン性のある建物を利用して、オシャレなカフェ、小型の店舗が並ぶような店舗を併設しても良いかと思いますが、市としては何らかの提案は行っているのでしょうか。
(1) 周辺道路
再開発に伴う周辺道路の整備につきましては、御提案である代官小路の電線地中化等の予定はございませんが、今回の開発区域の外周部において、道路及び隣地境界線から2mの範囲を歩道状空地として市民に開放される予定です。
(2) 開発ビルのテナント
新たな建物につきましては、2011年3月に移転した寿泉堂総合病院と連携した施設整備となり、地上21階建ての高層ビルで、1階から3階が健診センター及び事務所、4階以上にマンションが整備されるものであり、商業施設の計画はないと事業者から伺っております。
なお、本市では都市再生特別措置法に基づく郡山市立地適正化計画を定め、駅前を含めた中心区域に都市機能が誘導されるよう、コンパクトなまちづくりを進めております。
(都市政策課)
郡山に日本代表のバーテンダーの方がいます。その方を活用したまちおこしをしても面白いのかなと思いました。
御紹介いただいた方は、広報こおりやま(平成30年2月)で特集記事を掲載させていただいた経過があります。
観光面では、観光やビジネスで来郡された方に郡山をより楽しんでいただく情報として、観光関係団体ともに情報発信等に努め、地域活性化に繋げてまいります。
(観光課)
本市では、市民の皆さまのまちへの愛着の醸成や関係人口の創出を目的として、イメージキャラクターがくとくんを活用したプロモーション事業をはじめ、日本遺産魅力発信事業や国際化推進事業など、本市の魅力を市内外に発信する各種プロモーション事業に積極的に取り組んでおります。
今回御紹介いただいた情報につきましては、貴重な地域の人材でありますので、様々な機会を捉えて各種団体等へ情報提供させていただきます。
(国際政策課)
昨年、郡山市に引っ越してきましたが、市内の移動しづらさに驚いております。
(1)まず、公共交通機関について、鉄道・バスとも本数が少ないうえ、運行範囲が狭く日常的に利用できません。
鉄道は中心市街地、工業団地等を通っておらず、拡充も難しいと思われるため、バスの利便性向上を優先して行っていただきたいです。
渋滞を解消するための道路拡充に加え、運行するバスの小型化や他都市でも実験が進んでいるAIルート設定バス等の柔軟な対応を期待します。
(2)さらに、シェアサイクル等の小回りが利き、カバー範囲の広い交通手段の整備をお願いいたします。
また、現在は自動車を主な交通手段としておりますが、渋滞に悩んでおります。
都市計画では工事が完了したとされている箇所でも1-2車線程度しかなく、曜日や時間にかかわらず渋滞している場所が多く、実情に合っていないと思われます。
日常の用事でも移動に長時間を要し、レジャー等に充てる時間が削られております。
(3)歩道の配置や幅を見直す、古い建物の立地する土地の再開発など区画整理を行い、道路の拡充を行っていただきたいです。
本市の市街地における路線バスの運行は、福島交通株式会社が担っており、これまでICカードやバスロケーションシステムの導入に取り組んできたところであり、今回の御意見につきましても運行事業者へお伝えいたします。
なお、路線バスの路線や運行本数につきましては、現在、本市の公共交通計画の見直しに取り組んでいることから、利用状況の分析や市民の方々からの御意見等を踏まえ、利用者や交通事業者等で構成された「郡山総合都市交通戦略協議会」の中で、シェアサイクルの活用等新たな交通手段を含めて検討してまいります。
また、渋滞解消のための道路拡充等につきましては、国・県・市町村で構成された福島県渋滞対策協議会において、主要渋滞箇所におけるハード及びソフト対策等を検討するとともに、本市では、内環状線や東部幹線など環状道路の整備を促進し、渋滞解消に努めているところです。
(総合交通政策課)
道路や歩道の拡幅を伴う再開発事業は、本市としても有効な手段であると考えているため、地権者や事業者の要望や事業化に対する相談を随時受付けし、事業化に向けて進めております。
現在、再開発事業は駅前一丁目に存する旧寿泉堂総合病院等で、区画整理事業についても大町土地区画整理事業等で道路及び歩道の拡幅に向けて事業を進めております。
今後につきましても、各地域の実情に合わせた再開発事業等により、歩道等の拡幅を含めた歩行者の回遊環境の改善に努めてまいります。
再開発事業等の位置図(2022年1月25日現在) [PDFファイル/298KB]
(都市計画課)