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5歳から11歳の子どもに対して、郡山市は9日から新型コロナウィルスワクチンの接種がはじまりました。保護者の中には、オミクロン株出現以前の知見であるワクチンをそもそも感染しても重症化することなく感染予防のエビデンスが必ずしも十分ではない、子どもに対して接種する必要があるのか非常に懸念を持っている方もいると思います。
厚生労働省のサイトのQ&Aには、努力義務が適用されていない理由として「オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではない事(オミクロン株の出現以前の知見であること)」などをあげています。
もっと「子どものコロナワクチン接種はあくまで任意である。」という事を市民にお知らせください。
現時点においては、オミクロン株に対して、発症予防効果や重症予防効果に関するエビデンスが、必ずしも十分ではないことなどを理由に、小児のワクチン接種は努力義務が適用されていません。
市から対象となる方に接種券を送付しておりますが、ワクチン接種の効果や安全性、接種後の副反応などを記載した、厚生労働省作成のリーフレットを同封しております。保護者の方には、その内容を十分理解した上で接種するかしないかを判断するようお願いしております。
また、市ウェブサイトでも、小児ワクチン接種は、努力義務はなく任意接種であることを表示し、厚生労働省や日本小児科学会が作成した資料を掲載しております。このほか、広報こおりやま4月号においても小児ワクチンについて、掲載を予定しております。
今後におきましても、情報収集に努め、接種対象の皆様へ適切、かつ、わかりやすい情報提供に努めてまいります。
(新型コロナウイルスワクチン接種プロジェクトチーム)