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湖南町の美しい自然
長く厳しい冬を乗り越えると、湖南町には、花々が咲き乱れる春が訪れます。
そこには、永い年月をかけた美しい自然の息吹が感じられます。
夏になると、猪苗代湖に集う人々の声が町を賑やかにし、秋には、山の恵みに舌鼓をうつ。
そばの花のじゅうたんが敷き詰められると、もうすぐ美味しい新そばの時季。
紅葉の季節が終わると、山里が冬支度をはじめ、冬の使者が猪苗代湖に今年もやってきます。
会津布引山の裾野、湖南町馬入新田の湿原は水芭蕉の群生地です。
ハンノキ林の湿地に、数千株の水芭蕉が群生しています。
4月から5月にかけて、春の訪れを告げる美しい白い花が一斉に開きます。
会津布引山に登る途中にある、国指定の天然記念物である我が国でも稀なカツラの大木。
「赤津のカツラ」は、布引山の守り神として、昔から大切にされてきました。
「菅滝(すげたき)」は、湖南町福良から猪苗代湖へと注ぐ一級河川菅川の源流で、高さ7メートル余り。
往古より禊(みそぎ)の場、降雨を祈願する場とされています。