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Vol.48 水門町町内会

ページID:0003439 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

水門町町内会メンバーの写真

昭和61年の洪水を教訓に、自然災害に対する意識の向上を図り、子どもから高齢者まで安心して暮らせる地域づくりを目指す水門町町内会。会長の降矢正さんに話を伺いました。

活動のきっかけは?

阿武隈川と谷田川の流域に位置する水門町は、豊かな水の恵みを受けた自然に囲まれています。しかし、大雨や台風により、川が増水して氾濫するなど、自然災害が多い地域でもあります。特に、昭和61年8月5日に発生した洪水は、市内では戦後最大級の水害とも言われ、住民の家が2階まで全て水に浸かるほどの大規模な災害でした。

また、隣接する中央工業団地の被害も甚大で、生活が一変してしまうほどでした。この災害をきっかけに住民同士の連携を深め、今までよりも防災意識を高める必要があると感じました。
その後、地域の住民たちで防災の啓発活動などを続け、平成19年に自主防災組織を立ちあげました。

どのような活動ですか?

危険な箇所を掲載したマップを作成し、洪水の危険があるときは、すぐに連絡を取れる体制を作っています。さらに、月1回公園清掃をしたり、年間スケジュールを立てて、堤防の草木除去などを行っています。そして、定期的にミーティングを開催して、連絡体制を確認するなど、会員相互の連携を深めています。

活動して良かったことは?

活動を続ける中で、平成23年3月に震災、9月に台風15号による水害と、同じ年に大きな災害を2つも経験しました。早い段階での避難など、これまでの教訓を生かして、最小限の被害で済んだと思います。自分たちが続けてきた活動は間違いではなかったと実感し、これからも防災活動に取り組もうと思います。

また、地域の子どもが安全・安心に暮らせるための活動もしています。登下校時の見守りや、祭りなどのイベントを通して絆を深めています。子どもたちからの元気な挨拶をたくさん聞くと、地域が明るくなったように感じますね。

今後は?

他の地区や学生と協力して、防災体制の強化を図れるような取り組みを行っていきたいですね。
そして、私たちが災害を経験して学んだことを、多くの方に伝え、生かしてほしいです。。

(広報こおりやま2018年8月号より。内容は当時のもの)

問い合わせ

同町内会

電話番号 024-944-5415

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