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感染症情報

ページID:0091936 更新日:2024年4月18日更新 印刷ページ表示

郡山市内の感染症流行状況

◆郡山市内のインフルエンザの定点医療機関報告では、第7週(2月12日~2月18日)に​14.54人/週と注意報レベル(注意報開始レベル 10人/週以上)となっていましたが、第16週(4月15日~4月21日)では3.08人/週で小流行となってきました(福島県感染症発生動向調査<外部リンク>

 基本的な感染予防対策を継続し、インフルエンザを疑う症状が現れたら、事前に電話確認のうえ、マスクをして医療機関を受診しましょう。

 インフルエンザの症状・予防方法についてはこちらをご覧ください

 

◆新型コロナウイルス感染症の定点医療機関からの報告数は、2023年末から徐々に増加していましたが、第16週(4月15日~4月21日)郡山市では3.69人/週の報告があり、前週と比較して減少しています。

 引き続き手洗いや手指消毒、換気といった基本的な感染予防対策を行い、受診を希望する際には事前に電話確認のうえ、マスクをして医療機関を受診しましょう。また、体調不良時には無理せず予定を延期したり、外出を控えましょう。

 新型コロナに感染したかもしれないと心配な時(よくある質問について)はこちらをご覧ください。

 <参考リンク>

 新型コロナウイルス感染予防のために「感染対策のポイント」<外部リンク>(厚生労働省)

国内で「麻しん」が急増しています

 2024年2月以降、関西・中部地方、東京都で「麻しん(はしか)」の届出がありました。

 海外渡航先で麻しんに感染して帰国後に発症し、国内で二次感染したと考えられる事例もあります。

 麻しんは潜伏期間が10日~12日と長く、感染者1人から12人~18人に感染が広がると言われるほど感染力が強い、空気感染する疾患です。麻しんの免疫が不十分な人が感染者と接触すると、高い確率で麻しんを発症します。

 麻しんウイルスによる感染症で、専用の治療薬はなく、対症療法が中心になります。一過性に強い免疫抑制状態を生じるため、合併した細菌やほかのウイルス等による感染症が重症化する場合もあり、合併症の肺炎・脳炎が2大死因と言われています。先進国であっても、麻しん患者の1,000人に1人が死亡する可能性があります。さらに、頻度は少ないものの(10万人に1人程度)麻しんにかかってから数年後に亜急性硬化性全脳炎(Sspe)という重篤な中枢神経疾患を起こす場合があります。

 麻しんの最も有効な予防方法は、ワクチン接種です。

 麻しんワクチンを2回接種することで、麻しんの発症のリスクを最小限に抑えることができます。麻しん風しん混合ワクチンの定期予防接種は、第1期:1歳~2歳未満、第2期:小学校入学前の1年間(年長児)ですので、定期予防接種対象で未接種の方は体調の良い時に早めに接種することをお勧めします。また、麻しんワクチンを2回接種していない方、特に海外渡航をする方は、麻しんワクチン2回接種を済ませることをお勧めします。

〈参考リンク〉「麻しんとは」(国立感染症研究所)<外部リンク>

       「麻しんは世界で流行している感染症です」(厚生労働省)<外部リンク>

       「海外へ渡航される皆様へ」厚生労働省検疫所(Forth)<外部リンク>

 

そのほかの感染症にも気を付けましょう

  • 例年12月頃から、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が増える傾向があります。

 ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいと言われており、せっけん・流水による手洗い、手の触れる部分・台所用品・トイレ等は次亜塩素酸ナトリウムを薄めたもの(調整方法<外部リンク>はこちらをご覧ください)で消毒することが勧められています。

<参考リンク>ノロウイルスに関するQ&A<外部リンク>(厚生労働省)

       ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット<外部リンク>(厚生労働省)

 

  • 咽頭結膜熱(プール熱)は、小児科定点医療機関からの報告数が2023年第42週(10月16日~10月22日)から警報レベルでしたが、2024年第10週(3月4日~3月10日)には0.75人/週になり、警報解除になりました。

 

【そのほかの感染症】<参考リンク>

新型コロナウイルス感染症(Covid-19)

インフルエンザ<外部リンク>

Rsウイルス感染症<外部リンク>

咽頭結膜熱<外部リンク>

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎<外部リンク>

 A群溶血性レンサ球菌による感染症で、幼児期から学童期の小児に多い疾患です。潜伏期間は2~5日で、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感によって発症します。通常、発熱は3~5日で下がり、主症状は1週間以内に消失する予後良好の疾患と言われています。飛沫・接触感染により感染が広がるため、一般的な感染予防対策(手洗いや手指消毒、有症時のマスク着用など)の実施をお勧めします。

手足口病<外部リンク>

ヘルパンギーナ<外部リンク>

伝染性紅斑(りんご病)<外部リンク>

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)<外部リンク>

マイコプラズマ肺炎<外部リンク>

 

感染予防対策について

現在流行しているインフルエンザは、飛沫感染・接触感染により感染が広がると考えられています。

基本的な感染予防対策としては、手洗い、手指消毒、換気、場面に応じたマスクの着用などがあります。

また、感染症の種類によって、感染予防に気を付けるポイントが異なりますので、各感染症の内容をご確認ください。

そのほか、自分自身で体調を整え、免疫力を高めることが大切です。バランスの良い食事の摂取、睡眠・休息を十分とることを心がけましょう。体調がすぐれない時には、無理せず外出を延期しましょう。

<参考リンク> 感染対策<外部リンク>:手洗い・咳エチケット(厚生労働省)

 

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