日本遺産ストーリー
猪苗代湖・安積疏水・安積開拓を結ぶストーリー
明治維新後、武士の救済と、新産業による近代化を進めるため、安積地方の開拓に並々ならぬ想いを抱いていた大久保利通。夢半ばで倒れた彼の想いは、郡山から西の天空にある猪苗代湖より水を引く「安積開拓・安積疏水開さく事業」で実現した。
奥羽山脈を突き抜ける「一本の水路」は、外国の最新技術の導入、そして、この地域と全国から人、モノ、技を結集し、苦難を乗り越え完成した。この事業は、猪苗代湖の水を治め、米や鯉など食文化を一層豊かにし、さらには水力発電による紡績等の新たな産業の発展をもたらした。
未来を拓いた「一本の水路」は、多様性と調和し共生する風土と、開拓者の未来を想う心、その想いが込められた桜とともに、今なおこの地に受け継がれている。
構成文化財
01.猪苗代湖
02.富岡の唐傘行灯花火
03.安積開拓発祥の地
04.安積開拓官舎‐旧立岩一郎邸‐
05.開成館
06.金透記念館
07.五十鈴湖
08.大久保神社
09.久留米水天宮
10.水天宮
11.金刀比羅神社
12.宇倍神社
13.安積開拓入植者住宅‐旧坪内家‐
14.豊受神社
15.八菅神社
16.三柱神社
17.三嶋神社
18.安積開拓入植者住宅‐旧小山家‐
19.開成山大神宮
20.太刀 勝光
21.槍 銘 国綱
22.十六橋水門
23.トランシット
24.レベル
25.算額(田村神社)
26.算額(稲荷神社)
27.安積疏水神社
28.麓山公園
29.安積疏水麓山の飛瀑
30.沼上発電所
31.竹之内発電所
32.丸守発電所
33.旧福島県尋常中学校本館
34.猪苗代第一発電所
35.猪苗代第二発電所
36.郡山市公会堂
37.開成山の桜
38.開成山公園