本文
平成29年8月10日に湖南浄化センターにおいて、日本大学工学部が研究する下水処理技術「ロハスの花壇」の実証実験の開始式を行いました。開始式では、品川萬里郡山市長、出村克宣工学部長があいさつし、地域の住民の方々と約3千株のヒマワリの苗を植えました。
郡山市は日本大学工学部と下水道事業の連携協定を結んでおり、同学部の汚水処理技術の実証実験の場である湖南浄化センター用地を郡山市上下水道局が提供しました。
品川萬里郡山市長(左)、出村克宣工学部長(右)
自然の浄化機能を生かした排水処理技術である湿地浄化法を一般家庭の庭や公園で活用することを想定し、花壇に適用したのものが「ロハスの花壇」です。
自然が営む物質循環を利用することで、最小限のエネルギーで廃水処理が行えるシステムです。
ロハスの花壇では、廃水は植物を育てる水であり、肥料です。ロハスの花壇で下水を処理すれば、下水が景観形成や潤いのある生活に貢献する緑化の源になります。
ロハスの花壇により、自然にやさしい資源循環型の下水処理を実現します。