ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市民提案制度~みなさんの声~ > 令和5年度 まちづくり・産業(その他)

本文

令和5年度 まちづくり・産業(その他)

ページID:0076743 更新日:2024年2月26日更新 印刷ページ表示

投稿内容一覧

(仮称)歴史情報・公文書館

郡山市のまちづくり

豊田浄水場、豊田貯水池の跡地

郡山広域圏のPR

働きにくさ

旧豊田貯水池利活用

令和6年1月受付分

投稿内容((仮称)歴史情報・公文書館)

 (仮称)歴史情報・公文書館の名称決定が市長月例会見のトップトピックとして公表されました。
 しかしこの内容には大いに違和感を覚えました。本事業には当初から反対意見が多かったにもかかわらず、パブリックコメントは最小限に留め、建設ありきの姿勢を変えることなく、「ハコモノ」建設が始まっています。しかし開館は当初計画より1年以上遅れており、今回の市長会見ではその理由が説明されていません。
(1)同館開館に伴う公文書管理公開条例はどのようなものになるか?
・国の公文書管理法の焼き直しでないか、独自性・新規性・利便性はあるか
(2)同館を運営する「ヒト」を確保できているのか?
・公文書を評価選別する専門職「アーキビスト」は確保できているのか
・郡山市歴史情報博物館は、博物館機能、文化財収蔵機能に公文書館機能を併せ持つとのことだが、管理運営する職員の確保や教育はどのようなものか
(3)「ハコモノ」建設費用は計画どおりなのか?
・建設計画は物価高騰以前だったはず。東京五輪や関西万博のような後出し追加費用増はないか
(4)本事業の市民への周知と理解が進んでいるか?
・市の掛け声だけで、周知が進まないSDGsと同じにならないか
などの疑問があります。市民にとって施設の名称は二の次です。本件がサステナブルな事業となるために、改めて計画と課題を市民に開示して意見を求めるべきではないでしょうか?また、現存する郡山市立美術館・安積歴史博物館・開成館・歴史資料館・ふれあい科学館・文学の森資料館の施設について、その機能と役割、運営上の課題と対策についても説明すべきです。

回答

(1) 同館開館に伴う公文書管理公開条例はどのようなものになるか?

 公文書管理法第34条において、「地方公共団体は、この法律の趣旨にのっとり、その保有する文書の適正な管理に関して必要な施策を策定し、及びこれを実施するよう努めなければならない。」と規定されており、地方自治体が公文書の管理に関する条例を制定する場合には、法の趣旨にのっとった条例となるものと考えております。
 現在、本市が検討しております条例は、特定歴史公文書等の利用決定期限を法の30日に対し、本市においては14日と規定し速やかに対応するなど、市民の皆さまがより利用しやすい制度となるよう整備したいと考えております。


(2) 同館を運営する「ヒト」を確保できているのか?

 御意見のとおり、公文書の管理につきましては、専門的知識を有する専門職員(認証アーキビスト等)の役割が重要であると認識しております。
 国立公文書館認証アーキビストは、令和6年1月1日現在、全国で323人が認証されており、県内には認証された方が1人います。
 本市としましては、他市の事例を参考に、県内の認証アーキビストも視野に入れながら、条例に基づく附属機関の委員にお願いすることを検討してまいりたいと考えております。
 また、同館の整備を進める現段階において、専門的知識を有する学芸員を配置するほか、内部育成として、施設運営に必要な知識習得のための研修機会を確保し、複数の担当職員を国立公文書館主催のアーカイブズ研修に派遣するなど、人材の育成に努めています。

(3) 「ハコモノ」建設費用は計画どおりなのか?

 建築工事費は、基本設計後24億8,502万円と計画しておりましたが、資材価格の高騰や労務単価の上昇等により、令和4年6月市議会定例会において、追加分として補正額6億9,485万円を計上し、承認いただきました。


(4) 本事業の市民への周知と理解が進んでいるか?

 本施設の整備は、老朽化が進む歴史資料館について、市民の皆さまから、建て替えを望む御意見をいただいたことなどによりスタートしたものであり、施設の構想や計画策定に際しましては、市民の代表の方にも参画いただき進めてまいりました。
 また、本事業の周知と、歴史・文化遺産の魅力を発信するため、令和元(2023)年から毎年「こおりやま歴史・文化遺産フォーラム」を開催(計6回)しており、多くの市民に参加いただいているところです。
 さらに、市民の皆さまにより親しみやすくわかりやすい施設とするよう名称を「郡山市歴史情報博物館」としたところであり、様々な歴史資料の展示に合わせ、デジタルコンテンツやアーカイブシステムを整備し、市内の文化施設等と連携して「歴史・情報のハブ」拠点としての役割を担う博物館としてまいります。

(総務法務課・文化振興課)

投稿内容(郡山市のまちづくり)

 郡山市は県の住みたいまちランキングや住みごごちのランキングでは常に上位に位置づけされています。多くの飲食店や商業施設が集まっていたり、電車や新幹線などの利便性があることが理由だと考えられます。
 その中で郡山市がアピールしているまちづくりは何がありますか?宇都宮市のLrtを郡山市でも活用するなど、県内で人が多く集まっていることにあぐらをかいていないで、全国的に自慢できるようなまちづくりをする予定はないのですか。​

回答

 この度は貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
 郡山市では、誰もが安全・安心に暮らせるまちを目指し、2018年には全国で15番目となる「セーフコミュニティ国際認証」を取得し、2023年には、様々な主体との連携した取り組みが評価され、再取得を果たしたところです。
 また、Sdgsの「誰一人取り残されないまち」の実現を目指し各種施策を推進しており、2019年には県内初となる「Sdgs未来都市」に選定され、誰もが健康で生き生きと活躍できるまちを目指し「全世代健康都市圏」の創造に向け取り組んでいるところです。
 更には、子どもを第一に考える「子本主義」を掲げ、2022年には「ベビーファースト運動」への参画を宣言し、「子どもが生まれ育ちやすいまち」の実現に向け取り組んでおります。
 本市は今年、市制施行100周年を迎えます。
 現在の人口減少・少子高齢化といった「人口変動」の中にあっても、「生涯学習力」の向上により、一人ひとりがその能力を十分に発揮できる環境を整え、併せて「自助・共助・公助」といった「自治力」の向上を図り、今後100年間の市民の皆様からも評価いただけるよう、誰一人取り残されず、多様な個人それぞれが幸せや生きがいを感じるとともに、個人も地域社会も幸せや豊かさを実感できる「ウェルビーイングなまち郡山」の実現を目指してまいります。

​​(政策開発課)

投稿内容(豊田浄水場、豊田貯水池の跡地)

 豊田浄水場、豊田貯水池跡地について、市は2019年度に3つのイメージ案((1)農業体験遊び場、(2)生物多様性を守る場、(3)歴史を体験する場)を提示し、2020年度には市民からアンケートによる意見募集を行ったが、イメージ案を取り消さないまままた市民から意見を聞こうとしています。
 市の中心部の広大な土地に農業公園の類を作って子どもに農業体験をさせようとする発想や感覚が理解できません。農業体験をしたいと思う子どもがどれだけいるのでしょうか。単に財政負担の少ないものを作ろうと しているとしか考えられません。
 多くの市民は市に必要な施設としてショッピングモール(アウトレットモール)を望んでいます。市が示した3つのイメージ案は特にこれから活躍していく子どもやZ世代には受け入れられず、市民にとっても市外の人からも憧れの場所にはならないでしょう。
 市長が選挙公約で掲げたショッピングモール(アウトレットモール)の誘致は今も実現していません。今年は市が誕生してから100年目の年です。市民、特に今後の時代を担うZ世代の期待に応えるショッピングモール(アウトレットモール)の誘致を豊田浄水場、豊田貯水池跡地に行うことを市は表明し、記念すべき年にすべきです。商業都市にふさわしい市民が誇れる商業施設を誘致し、人口増加に寄与してほしいです。

回答

 我が国においては、2021 年のCОP26 において採択された「グラスゴー気候合意」を受け、気候危機とも言われる気候変動問題への対応を最重要課題としており、本市におきましても同様の考えの
もと各種施策を推進しているところであります。
 旧豊田貯水池の利活用につきましては、近年頻発する気候変動に起因する自然災害を踏まえ、自然の本来持っている力を活用して災害リスクの低減を図るグリーンインフラの考え方を基本としながら、将来を見据えた検討を慎重に進めているところでありますが、この度、市民の皆様が実際に現地を見ていただけるよう、転落防止柵や案内看板を設置するとともに園路整備を行い、令和5年12 月1日から、一般開放を行ったところであります。
 今後におきましても、実際に現地を見ていただいた方からの生の意見をはじめ、様々な機会を通して各方面からの多様な御意見をお伺いしながら、歴史と緑の生活文化軸に位置付けた郡山市都市計画マスタープランや開成山公園をはじめとした地区全体の連携を念頭に、引き続き今後の利活用について慎重に検討してまいります。

※グラスゴー合意
 2015 年のCop21 で採択されたパリ協定では、2020 年以降の温暖化対策として、産業革命前と比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力目標であったが、グラスゴー合意では、地球全体の
気温上昇を1.5℃に抑えることを追求すると強化された。
※Cop…国連気候変動枠組条約締約国会議

(公有資産マネジメント課)

令和5年10月受付分

投稿内容(郡山広域圏のPR)

 郡山市出身、現在は県外に進学しているものです。
 この先も結婚や就職を機に戻りたいと思える郡山であってほしいと思っています。
 郡山市の連携中枢都市圏構想はPRをすごく頑張っておられ、自分から郡山のウェブサイトなどにアクセスした際は魅力も伝わると思っております。しかし、全く知らない人には認知されにくい状況なのかなと思います。
 例えば、PR動画を30秒バージョンで県内や周辺県でCmとして流すことは可能なのでしょうか。そうすれば普段は郡山に気をかけない人でも郡山周辺地域の魅力に何気なく気づくことはできるのではないでしょうか。PR動画はすでにあると確認しておりました。
 短いバージョンでテレビで流すことで、普段何気なく暮らしている日常でこおりやま広域圏を知るきっかけになるではないかと思い、提案させていただきます。

回答

 こおりやま広域圏のPRの御提案ありがとうございます。
 人口減少・少子高齢化の進展する社会においても、誰もが安心して暮らせるようにするため、地方自治法第252条の2の連携協約の規定に基づき、郡山市を含めた近隣市町村で「こおりやま広域圏」を2019年度より形成し、連携して地域経済の活性化、住民サービスの向上に取り組んでいます。
 Cmとして県内外へPR動画の発信は、広域圏の魅力・取組みを広く周知し、移住・定住の促進などにつながるきっかけの一つとして有効な手段でありますが、Cmの放映料等の費用が必要となるなど課題もあると認識しております。
 広域圏のPRについては、首都圏も含め県内外での物産イベント等への共同出展、広域観光パンフレットの制作や「こおりやま広域圏」つながるフォトコンテストによるInstagram等での発信など、認知度向上の取組みを進めております。
 今後も機会を捉えて、効果的な周知方法を検討し、情報発信に努めてまいります。

(政策開発課)

令和5年6月受付分

投稿内容(働きにくさ)

 今の職場で、パートですが子どもの行事で何度か早退したり、休んだり、役員の仕事で遅れて出勤したことが何度かありました。
 しかし、それが原因なのかわかりませんが、仕事の稼働率が悪いと注意されたこともあって、時間を短くしました。
 もう少し、子どものいる家庭でも、働きやすい環境の職場が増えてほしいです。
 子どもは突然学校行きたくないと言い出したりもするので、私は正直、働いてはいけない人なのかと悩んでしまいました。
 子どもも体調不良で、長く休んでしまうこともあるので、そういうところの配慮がある職場があるといいです。

回答

 労働基準法第39条において「事業主は、業種、業態にかかわらず、また、正社員、パートタイム労働者などの区分なく、一定の要件を満たした全ての労働者に対して、年次有給休暇を与えなければならない」と定められております。このため、会社の都合や考え方で有給休暇が取得できない場合などは、郡山労働基準監督署(連絡先:024-900-9609)へ御相談ください。
 また、本市では、福島労働局との雇用対策協定(平成30(2018)年3月22日)に基づき、福島労働局及びハローワーク郡山と相互に情報共有するとともに、福島県とも連携を図りながらウェブサイト、メルマガ、情報紙、Line等を活用し、働きやすい環境整備について、周知・啓発を行っています。
 なお、本年5月31日にハローワーク郡山管内(郡山市、田村町、三春町、小野町)の経済6団体に対し、子育てにやさしい職場づくりについて要請をしたところです。
今後も、福島労働局、県と連携し、働きやすい環境整備について、市内の企業に対して働きかけをしてまいります。

​​​​​(産業雇用政策課)

令和5年5月受付分

投稿内容(旧豊田貯水池利活用)

 旧豊田貯水池ですが、とても広く、何かに利用できるのではないかと常々思っております。また、その際には、何か新たな建築物を作るのではなく、整備をして原っぱとして開放し、スポーツなどができるところにすると良いと思います。

回答

 本市では、公益性・公平性・有効性・効率性を柱とした郡山市公有資産活用ガイドラインに基づき、公有資産を管理・運用・利活用しています。
 旧豊田貯水池については、これまでの市の内部での検討や郡山市議会からの提言さらには有識者で構成する「旧豊田貯水池利活用懇談会」等を経て、令和3年7月に「全ての世代が安心・安全で元気に過ごせるみどりのまちSdgs体感未来都市」をコンセプトとした「旧豊田貯水池利活用方針(案)」を作成し、それを踏まえながら利活用について意見をいただいているところであります。
 令和4年度は、国の動向及び本市まちづくりの方向性との整合性を図りながら旧豊田貯水池の近隣の団体を参集し、各団体の御意見等をいただく利活用懇談会及び現地見学会・講演会を実施し、実際に見学した市民から「旧豊田貯水池についてもっと市民に知ってもらうべき」との意見を受け、令和5年度は園路整備を行い、現地見学会および講演会を夏と秋に開催する予定です。
 今後につきましても市民の皆さまの多様な意見をお伺いしながら、今後の利活用について慎重に検討してまいります。

「旧豊田貯水池利活用に係る市民意見交換会」/soshiki/26/27315.html

​​​(公有資産マネジメント課)