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郡山市セーフコミュニティ取組宣言(2014年11月4日)

ページID:0001766 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

郡山市では、1971年の「世界連邦平和都市宣言」をはじめとして、「郡山市核兵器廃絶都市宣言(1984年)」や「暴力追放都市宣言(1988年)」、「新交通安全都市宣言(1994年)」など、安全・安心に関する取り組みを進めてまいりました。しかしながら、近年では、集中豪雨による被害や高齢者・子どもが巻き込まれる交通事故・犯罪などが多発しており、さらなる取り組みの強化が求められています。

また、2011年3月の東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故は、本市に甚大な被害をもたらしました。そのため本市では、安全・安心を基盤とした産業の振興や定住化の促進のほか、再生可能エネルギーや医療機器開発に関する国際的な研究機関の設置を契機とした国内外との交流の拡大などにより、震災等からの復興を加速させていく必要があります。

さらに、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックにおいて、被災地として世界の皆さまへの感謝の意を込めて大会の成功に貢献するとともに、2025年の超高齢社会に備えるため、健康長寿に向けた取り組みも進めていかなければなりません。

こうした中、WHO(世界保健機関)地域安全推進協働センターが提唱する「セーフコミュニティ」への取り組みは、安全・安心に関わるさまざまな分野の垣根を越え、幅広い組織の協働・連携のもとで進められるものであり、「けがや事故等」の発生原因を究明しながら効果的に予防することで、震災等からの復興を成し遂げる原動力になると考えています。

世界から注目される「福島」、その中核を担う郡山市が、国際基準の安全・安心に取り組み、一日も早い復興を目指すことが、世界の皆さまへの恩返しになると考え、市民総参加によりセーフコミュニティに取り組むことを、ここに宣言します。

平成26年11月4日

郡山市長 品川 萬里