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街中のカラスについて

ページID:0002097 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

基礎知識

カラスの種類

郡山市内で日常的に見かける主なものは「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」の2種類です。

都市部で増えているのは、おもに「ハシブトガラス」です。

ハシブトガラスの生態

繁殖期は樹木の中などに巣を作ります。繁殖期以外の時期や繁殖に関わらない個体などは、夜に群れを作って緑地のねぐらに集まります。

カラスは日の出前30分ほど前から活動を始め、エサを探しに行きます。まだ暗いうちにねぐらを飛び立ち、ごみの多い繁華街に来て明るくなるのを待つものもいます。

繁殖期と威嚇行動

カラスから威嚇や攻撃を受けたというものは、5~7月に多い傾向があります。これは、繁殖期に親鳥が卵や雛を守ろうとする行動で、群れで襲うことはありません。

カラスは攻撃する前に、警戒、威嚇の行動をとります。「カッカッカッ」と小刻みに鳴いているときは、近くに巣がある可能性が高いので、その場から遠ざかるか、迂回するようにしましょう。

カラス被害

「糞害」「ゴミを荒らす」「鳴き声がうるさい」など。まれに「攻撃を受けた」ということがあります。

増える原因

生きものが存在するための3つの要素

  1. 食べ物があること
  2. 繁殖することができること
  3. 安全であること

カラスが生きていくにはその数に見合ったエサの量が必要です。カラスは本来雑食性で、木の実や動物の死骸など自然界のものをエサとしています。ところが食べ物となる生ゴミをエサとするようになってから、市街地に集中するようになりました。また、栄養が良くなることによって自然死による死亡率を下げ、カラスの増加を手助けしていることになります。

対策

カラスは雑食性ですが、都会のカラスはゴミステーション等の生ゴミをエサにしています。それぞれの地域においてゴミステーションの管理を徹底し、カラスのエサ場にされないようにしましょう。

音や光などによる脅しの効果を狙った防除器具は、ハシブトガラスが慣れてしまうため、防除効果は短期的なものと考える必要があります。

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よくある質問