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猪苗代湖と磐梯山
水・風・空気・温泉。自然が薫るまち、湖南
湖南町から見た、猪苗代湖と磐梯山
猪苗代湖は、「天を映す鏡のような湖」の意で「天鏡湖(てんきょうこ)」の別名で呼ばれるほど透明度の高い澄んだ水質の湖で、「会津富士」と呼ばれる磐梯山の南側に面し、面積は全国4番目を誇ります。
郡山市が、現在のような東北を代表する都市にまで発展したのは、この猪苗代湖のおかげです。
時をさかのぼること約130年前、明治時代という日本の大転換期に、全国初の国営開拓事業として行われた「安積開拓事業」と、水利が悪く、荒涼とした安積原野(現在の郡山市内)に猪苗代湖から水を引くという「安積疏水の開さく事業」という二大事業の実施により、約4千町歩の開墾が行われ、これを契機として、郡山市は未曾有の発展を遂げました。
奥羽山脈を突き抜ける「一本の水路」は、郡山の未来を拓き、今なお、猪苗代湖から郡山に「命の水」をもたらし、開拓精神とともに受け継がれています。
四季折々の表情を見せる猪苗代湖は、郡山市民にとって、まさに母なる湖です。