本市では、歴史・文化遺産を保全、整備活用し、情報発信するとともに、将来へ継承するための拠点施設「(仮称)郡山市歴史情報・公文書館」の整備を進めています。
「(仮称)郡山市歴史情報・公文書館基本計画」の策定へ向けて、「あすまち会議こおりやま」を通して、市民の皆さんから施設整備や麓山地区のあり方についてご意見をうかがいました。
開催結果
あすまち会議こおりやま2019~秋~

- (仮称)郡山市歴史情報・公文書館の整備や麓山地区のあり方をテーマに開催
- 日本大学工学部建築学科による講演、麓山地区でのフィールドワークを通して本市の「宝」や課題等を洗い出し、理想の未来や施設整備について考え、「未来(あす)へ伝えたいこおりやま」を描きました
開催概要
No |
開催日 |
内容 |
参加者数 |
1 |
2019年11月11日(月曜日) |
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69名 |
2 |
2019年11月17日(日曜日) |
- 日本大学工学部建築学科による講演
(講師 浦部智義教授、宮崎渉専任講師、山岸吉弘専任講師、日本大学工学部学生)
- 麓山地区のフィールドワーク
- 麓山地区の特色・課題
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60名 |
3 |
2019年11月20日(水曜日) |
- 理想の未来(将来に遺し伝えたいもの、「歴史・文化遺産」との関り方)について
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59名 |
18歳以上の市民から無作為抽出した5,000人のうち、214名から参加意向をいただき、3日間で延べ188名が参加しました。
一日目【歴史・文化遺産の過去・現在・未来】(11月11日)


主な意見
テーマ |
郡山市の現状 |
理想の郡山 |
歴史・文化遺産 |
- 知らない、何があるのか分からない
- 色々あるのにアピールが足りない
- 開成館などの歴史的建造物が魅力
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- 郡山の歴史、文化、成り立ちをいつでもだれでも知ることができる
- 子どもから年配の方まで楽しめる複合施設
- 郷土史の学習を充実し、外へ出た人が誇れるまち
- デジタル化、映像化している
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まち |
- 公共施設の駐車場が少ない
- 景観・街並みがのこっていない
- 水害を何とかしたい
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- 子ども、若者がいっぱいのまち
- 人にやさしい歩道の整備、車がなくても⽣きてゆけるまち
- まちのシンボルがある
- こおりやま広域圏で交流、独自化
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二日目【麓山地区まち歩き】(11月17日)


主な意見
麓山地区の特色 |
- 郡山発展の歴史と紐づきが強い
- 郡山市の象徴となる公会堂が高台にある美しい景観
- 歴史的な建物、公園、公共施設が集中している地域
- 公園、図書館があり歴史文化を学ぶには最適な地
- 時代ごとのストーリーがある
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麓山地区の課題 |
- 駐車場や駐輪場など乗り物を停める場所がない、もしくは遠い
- 施設の分散し、繋がりの悪く、ひとつひとつが単独で存在
- 情報発信がされておらず、知られていない、埋もれている
- 歴史資料館の老朽化し、内容が大人にも子どもにも伝わりにくい
- 歴史と緑の⽣活文化軸の位置づけを活かしきれていない
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施設整備に
求められていること |
- 駐車場整備を増やしてもっと来やすい場所に
- 若い世代が来る目的(カフェ等)をつくって欲しい
- 最新技術(AR、VR等)で歴史を学べるようにしてほしい
- 施設のハコより、働く人の育成
- 国産木材の利用、内装の木質化を進めて欲しい
- 各施設の遊歩道の整備(立体交差道、連絡橋、歩道橋)
- シンボルとなる公会堂を活かせる空間づくり
- 単独の施設ではなく、他の施設と繋がっている多目的な施設整備
- 世代を超えて日常的に利用できる利便性・多目的な施設
- 中央図書館と歴史情報・公文書館が隣接すると良い
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三日目【未来(あす)へ伝えたい“こおりやま”】(11月20日)


主な意見
こおりやまの“宝”
(現在感じる地域の
歴史・文化) |
- 安積疏水
- 史跡(大安場古墳、宇津峰)、神社仏閣
- 方言
- 桜(開成山公園、逢瀬川、笹原川、紅枝垂地蔵桜)
- 近代の歴史的建造物(公会堂、開成館、安積歴史博物館)
- 公園(開成山公園、21世紀記念公園、逢瀬公園、五百渕公園)
- 伝統芸能(音路の三匹獅子など)
- 食文化・ソウルフード(鯉、日本酒、クリームボックス、銘菓)
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理想の未来
(将来に遺し伝えたいもの、思想の歴史・
文化遺産との関り方) |
- 安積疏水の歴史を未来に伝えていくこと
- 震災・水害等を後世に伝える機能を歴史情報・公文書館にプラス
- 子どもから老人まで一緒に楽しめる
- 歴史的建造物の歴史を誰もが知っていて誇りとすることができる
- 子どもでも、遊びながら郡山の歴史・文化が学べる未来
- 昔なくなってしまったものの復元
- 大人から子どもまで知っている郡山の文化遺産
- 自然、文化、歴史の大切な部分を残しつつ、近代的な一面を持つ
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麓山地区のあり方・
必要な機能 |
- 立体駐車場の整備が必要
- 公会堂を中心にした麓山地区の整備
- 災害に強い、コンパクトなまちづくり
- マルシェ、まつり、音楽等のイベントを開催し、賑わいを創出
- 三世代交流、多世代共⽣の場
- 遊歩道を整備し、まち歩きしやすい、歩く人中心のまちづくり
- 点在する施設が全て動線でつながるような環境整備
- 防災や緊急時に利用しやすい充実した機能
- アクセスしやすい道路整備
- 最適な場所は中央図書館西側の駐車場で、中央公民館と渡り廊下などで行き来できるようになれば尚更良い
- 中央図書館に隣接すれば、共有・関連性の図書があり、調べ物しやすく、コラボした企画展やワークショップができる
- ぽつんと離れた場所に建物がたっていたら、かなり興味がそそられる企画でないと何度も行こうとは思わない。麓山地区にあるからこそ意味があり、ある程度の来訪者も見込める
- メインの入り口を中央図書館と同じ文化通り側にし、企画展などの看板も文化通り側に配置すれば、施設の周知につながる
- 幼稚園や小学⽣の子どもたちでも興味を持って参加できるワークショップや企画展の開催
- 普段の展示なども、子どもたちが気軽に郡山の歴史や文化に接することができるような工夫が必要
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参考リンク