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自転車利用者は自転車の保険に加入しヘルメットを着用ましょう
福島県では、「福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(令和3(2021)年10月12日福島県条例第77号)」において、令和4(2022)年4月1日から自転車利用者は自転車損害賠償責任保険等への加入が義務付けられました。
事業活動に自転車を利用する事業者を含め、自転車を利用する方は、自転車損害賠償責任保険等に加入しているかを確認し、加入していない方は必ず自転車の保険に加入しましょう。
また、自転車に乗る人は、頭部への被害軽減のためヘルメットを着用しましょう。
ヘルメット着用努力義務化
すでに福島県自転車条例で安全器具の使用として努力義務化されているヘルメット着用について、令和4(2022)年4月27日に公布された「道路交通法の一部を改正する法律(令和4年法律第32号)により、全ての年齢層の自転車利用者に対して、令和5(2023)年4月1日から、乗車用ヘルメットの着用が全国的に努力義務化。
ヘルメット非着用で自転車事故により亡くなった人の約6割は頭部を損傷しています。
また、ヘルメット非着用時の致死率は、着用時と比較して約2.1倍も高くなっています(平成30(2018)年から令和4(2022)年合計)。
頭部への被害軽減のため、自転車に乗る人はヘルメットを着用しましょう。
詳しくはこちら
- 頭部の保護が重要です(自転車用ヘルメットと頭部保護帽)<外部リンク>警察庁ホームページ
甘く考えないで、自転車の事故
自転車事故とはいえ、被害の大きさによっては数千万円の賠償金の支払いを命じられるケースもあります。
事故の概要 | 賠償額 |
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男子小学生が夜間、帰宅途中に歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性と衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、植物状態となって意識が戻らない状態になる。(平成25(2013)年7月4日神戸地方裁判所判決) | 9,521万円 |
自転車の事故について詳しくはこちら
事故による損害を補償する自転車保険の種類一覧
自転車損害賠償責任保険等とは、自転車の運行によって他人の生命または身体が害された場合における損害を補填することができる保険または共済のことです。
日常生活での賠償責任保険等(個人向け)
自転車保険の種類 | 保険の概要 |
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自転車向け保険 | 自転車事故に備えた保険 |
自動車保険の特約 | 自動車保険の特約で付帯した保険 |
火災保険の特約 | 火災保険の特約で付帯した保険 |
傷害保険の特約 | 傷害保険の特約で付帯した保険 |
自転車保険の種類 | 保険の概要 |
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会社等の団体保険 | 団体の構成員向けの保険 |
PTAの保険 | PTAや学校が窓口となる保険 |
自転車保険の種類 | 保険の概要 |
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共済 | 全労災、県民共済など |
TSマーク付帯保険 | 自転車安全整備店で点検、整備を受けた自転車の車両に付帯した保険 |
クレジットカードの付帯保険 | クレジットカードに付帯した保険 |
業務中での賠償責任保険等(事業者向け)
自転車保険の種類 | 保険の概要 |
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施設所有者賠償責任保険 | 業務活動中の事故に備えた保険 |
TSマーク付帯保険 | 自転車安全整備店で点検、整備を受けた自転車の車両に付帯した保険 |
自転車貸付事業での賠償責任保険等(自転車貸付業者向け)
自転車保険の種類 | 保険の概要 |
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施設所有者賠償責任保険 | 利用者(借受者)の事故に備えた保険 |
TSマーク付帯保険 | 自転車安全整備店で点検、整備を受けた自転車の車両に付帯した保険 |
自転車損害賠償責任保険等への加入確認
自転車を利用する方は、相手の生命または身体の損害を補償できる保険等(自転車損害賠償責任保険等)に加入しているか確認しましょう。
- すでに加入している保険等(自動車任意保険、火災保険、損害保険、県民共済等の各種共済、各種団体保険(職場や学校のPTA等で加入する保険)等)がある場合は、自転車の加害事故による損害賠償を補償する基本補償または特約が付いているか確認しましょう。
- すでに加入している保険等の補償内容がわからない場合は、ご加入の保険会社等へご確認ください。
- 未加入の場合は、自転車損害賠償責任保険等への加入が必要です。
福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例
福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例(福島県自転車条例)について詳しくはこちら
- 福島県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の制定について<外部リンク>(福島県ホームページ)