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令和4年7月2日(土曜日)、福島ファイヤーボンズの山内翼選手(郡山市出身)が、郡山市安積町の「THE KITCHEN PLATFORM」(日本調理技術専門学校に新しくオープン)で行われた「郡山木桶味噌を味わう料理教室」にゲスト参加しました。「自炊はあまりしない」という山内選手、悪戦苦闘しながらも料理を楽しみ、健康に良いと言われる伝統的な地元の発酵食品に舌鼓を打っていました。
本イベントに使用した“郡山木桶味噌”は、今年の1 月15 日(大寒)に、宝来屋本店の柳沼真行専務が講師となり開催した「郡山産だけの味噌づくりワークショップ」で仕込み、木桶で半年間かけて熟成したものです。
味噌づくりワークショップの開催に当たっては、福島県産材で木桶づくりを行う福島木桶プロジェクトが郡山で伐採された杉材を使った木桶を作り、また、福島の発酵文化を担う宝来屋本店が郡山産の糀を作り、郡山産米「あさか舞」と郡山産の大豆のみを使い、郡山にこだわった味噌づくりを行いました。また、本ワークショップには、森山知広 前ヘッドコーチがゲスト参加しました。
今回の料理教室は、前回の味噌づくりワークショップに参加された方々などを対象に、郡山木桶味噌を使った「新しい郷土料理」を参加者全員で調理し食べる、体験型試食会です。
料理の講師は、宝来屋本店の商品を使ったレシピ開発を手がける柳沼琴恵(柳沼真行専務の妻)氏が担当。同社がクックパッドやインスタグラムなどで公開しているレシピを基にした味噌料理を作り、参加者皆で試食します。また、試食時には、郡山特産の鯉を使った「木桶味噌の鯉こく」も用意。さらに、ご飯には郡山産の最高級米「ASAKAMAI 887」を使用しました。
本イベントを通じて、郡山市民にとって、「自分で仕込む味噌」「木桶で仕込む味噌」「毎日食べる味噌」が身近に感じられるようになることを目指しています。